知らないと怖い事実
数年前、あるご家庭から「床下の防カビ工事をしてから家がカビ臭くなった」という相談を受けました。
聞けば、小学生の娘さんが工事の翌日から咳が止まらなくなったそうです。
業者は「薬剤を撒いただけだから大丈夫」と言いましたが、床下を覗いた私は、すぐに原因がわかりました。
床下に発生したカビです。
シロアリ駆除業者が合板を拭いているのが分かります。
1. 見えない場所で何が起きているのか
床下の木材や合板にびっしりと生えたカビ。
普通なら、まずはカビを物理的に落とす作業をします。
しかし、その業者は何もせず、防腐・防カビ剤をカビの上から大量に噴霧していたのです。
薬剤の勢いでカビ胞子が空気中に舞い上がり、家中に拡散。
結果、家の中がカビ臭くなり、家族の体にも影響を与えてしまったのです。
飛散しやすい床下カビです。
2. 業界の当たり前が危ない
私は防カビ工事を20年やっていますが、日本各地のシロアリ駆除業者に話を聞くと、ほぼ全員がこう言います。
「刷毛でチマチマやってたら時間がたりない」
実際、15坪(約50㎡)の床下を2人で半日で終わらせるのが“業界の常識”。
どうしてそうなるの?
他の現場が待っているから…だそうです。
大量に防腐防カビ剤を大量噴霧すれば、それで良いの?と思ってしまいます。
その行為をすることで、カビが家中に飛散され、家中がカビ臭くなります。
お客様のお住まいによっては、1週間近く続くこともあります。
カビは健康上の大敵
そのことを理解して作業していません。
床下に繁殖している“厄介者”としての扱いしかありません。
でも私は同じ面積でも3日かけます。
なぜなら、工程を省くと、すぐにカビは再発するからです。
3. 正しいやり方は時間がかかる
プレモが使う防カビ剤は、人体に安全性が高く、非流出性の複合抗菌剤。
建物内外に頻発する57種類のカビを含む200種類以上の菌を抑制できます。
プレモ防カビ工事は下記のような手順で行います。
1. カビを漂白と殺菌効果で刷毛で対応。(漂白・殺菌効果)
しっかり落とします。ただ落としているのはありません。
カビ取り作業を行うと、床下がキレイになります。
ただ頑固なカビも繁殖していますので、予想以上の時間を要することもあります。
2. 殺菌消毒を行う。(出来る限りカビを死滅)
殺菌消毒は噴霧で行います。
前日に行った床下のカビ取り作業写真を前夜に点検し、カビ取り残しがないか?
をPCで確認し、カビ取り残しがあった時は、最初に再カビ取り作業を行います。
それからの、殺菌消毒になります。
3. 防カビ施工を行います。(カビ抑止)
こちらも殺菌消毒同様噴霧で対応します。
噴霧し、浸透させるのに木材や合板がキレイになってないといけません。
前述の防カビ剤を浸透させるために、カビ取り作業や殺菌消毒を行うのです。
乾燥速度を速めるために、乾燥促進剤を入れています。
計3日間かかります。
先ほども書きましたが…
カビは健康上の大敵
であると同時に
床下を傷ませるのがカビ
であることも事実です。
その両方を何とかしないといけない!と考えています。
【床下防カビ工事 施工前後】
工事前の床下合板カビです。
床下合板防カビ工事後です。
床下は普段見えない場所です。
だからこそ「早く終わる工事」より「正しく終わる工事」を選んでください。
カビは、人間やペットの健康だけでなく、家そのものも傷めます。
もし、あなたの家の床下からカビ臭さがしてきたら、それはSOSのサインかもしれません。
「床下のカビが気になる」
「工事を頼んだのに臭いが取れない」
そんな時は、まずプレモまでご相談ください。
床下に潜るには条件があります。
・床下高40cm以上
・床下点検口や床下収納があり45cm角以上あること
現場で見えた事実を、正直にお伝えします。
条件が満たしていれば、下見・防カビ工事・点検が可能です。
【対応エリア】
埼玉県内(事務所の上尾市から片道30km)中心
東京・千葉・神奈川の一部地域になります。
※埼玉県内の工事が最優先になることがあります。
それでは
プレモHPです。