夏なのに結露する建物が多い | 埼玉の防カビ専門家、今日の“ひとりごと”

埼玉の防カビ専門家、今日の“ひとりごと”

埼玉県上尾市から片道30km圏内対応!築30年以上のマンションの結露カビ、シロアリ業者では解決しない床下カビ、退去後のペット臭など、本当に困っている方のための専門家です。

夏なのに結露してカビが発生。
これ事実なのです。

 

何故、夏に結露するのかはてなマーク

答えは室温です。

エアコンの室温設定が低過ぎるから。

 

外気温が、33℃

湿度が、60%

の場合

 

室温24℃で露天温度となり結露します。

つまり、24℃未満の室温設定はダメと

言うことになります。

 

室温が、26℃

湿度が、65%

の場合

 

19℃で露天温度となります。

つまり19℃以下の場所に室温26℃の

空気がぶつかると結露になります。

 

専門家ではありませんので概略を

知って頂ければと思い書きました。あせる

 

私がこの夏に伺った建物では

外気温が35℃、室温は20℃でエアコン

を設定されているケースが多かったの

です。

 

室温を下げ続けると、どうなるのかビックリマーク

 

壁紙下地夏の結露によるカビ1

 

 

壁紙下地夏の結露によるカビ2

 

 

上記写真のようになります。

そして、もっと酷いのは天井裏です。

黒カビだらけの天井裏になります。

 

エアコンの配管からの結露が激しく

ポタポタと落ち続けますからカビが

発生して当然なのです。

 

対応策としては、解体するしかない

状況に陥ります。(最悪のケース)

結露で水分を多く含んだ石膏ボード

は壁紙を剥がすと落屑する可能性

がありますので、出来れば交換する

のが良いでしょう。

 

交換出来ない石膏ボードは

費用がかかっても防カビ工事

することを強くお勧めします。

 

 

施設でも、寮でも、マンションでも

室内の室温設定を意図的に下げる人

がいますので、設計段階で夏の室温

を20℃くらいで設計して頂ければと

思っています。

 

あり得ない話では無く事実です。

 

特にマンションにお住まいの方。

施設で外国人が住まわれる場合は

室内の設定温度の低さには十分

ご注意下さいませ。

 

それではパー