前にもご紹介 した、写真家の佐藤信太郎さんの新作写真集、「東京|天空樹」が完成、今日から芝浦のPGI(フォト・ギャラリー・インターナショナル)で開催される作品展のオープニング・パーティーにお邪魔してきました。
http://www.pgi.ac/content/view/326/76/lang,ja/
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東京のさまざまな場所から見た、さまざまな風景。その中に、キーとして建築中のスカイツリーが登場します。
圧倒的な緻密さに、目と心を奪われます。
前作はアナログ(フィルム)カメラでしたが、今回はデジタルを使用、数ショットから十数ショットをデジタル合成して、それぞれの作品に仕上げたそうです。
単なるパノラマ写真ではまったくありません。
人間の目の性能限界に迫る様な緻密さ、それだけでなく、現実の景色とも違う不思議な色調や質感は、作品によっては、膨大な時間をかけて書き上げた細密画の様にも見えます。
画像処理やプリント処理の専門的なことは分かりませんが、高性能なデジタル一眼レフを使って綺麗に撮ったというだけではない、プロの表現というものを見た気がしました。
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パーティーは、最初こそ人数も少なめでしたが、すぐに来客も増えて大盛況となりました。
そんな状態でしたので、ホストの佐藤さんとは今回はあまりお話ができず残念でしたが、次回また色々お話をお聞きしたいと思っています。
私は一時間ほどで失礼しましたが、帰りにサイン入りの写真集(先行発売)を一冊購入してきました。
今回は紙質が前作と違っていて、絹目調の様な微細な粒子感があり、一層作品を引き立てている様に思います。
(余談ですが、一枚ずつページを繰って写真とその中に必ず現れるスカイツリーを見ているうちに、Zepファンのかたはたぶん「アレ」を連想すると思います。)
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作品展は2月25日(土)までやっています。私も期間中にまた見にいきたいと思っています。
素晴らしい作品展ですので、皆さんも是非ギャラリーで大判のプリントをご覧になってください。
びっくりしますよ。