気が付くと、このところ弦交換をしていない。というより、ギターを弾いていない。
色んな弦を取っかえ引っかえ、音の違いを比べたりするのも、ギター弾きの楽しみの一つ。一部の、ギター弾きの楽しみ、かも知れません。同じ種類の弦を、10年も20年も使い続けるっていうのも、それはそれでアリだと思います。
絵や写真だったら、2枚を並べて、じっくり違いを観察することができるけれど、ギターではそれはできません。いや、2本並べて、じっくり違いを観察することはできますが、そういう意味ではもちろんないです。音の話。
結論に飛びますけど、何か「木」でない、プラスチックとか金属とか、均質な材料でできた、まったく音が同じギターが2本必要です。それぞれに違う弦を張って弾き比べてみれば、弦そのものの音の比較が、とてもやりやすいんじゃないでしょうか? 木でできたギターだと、同じに作ってもどうしても同じ音になりませんからね。
まあそこまでして聴き比べる必要があるかというと、少なくとも私に限って言えば、「ないです」。ただ、すごく興味があるんですよね。自分でどこまで違いが分かるかも含めて。あんまりそういう「科学的な」アプローチって聞きませんから、なおさら。
この週末は、弦交換だな。何だか色んな弦の在庫がいっぱいあるんですよ。