一冬に必ず1回、大風邪をひいてしまう。だいたい年末の寒くなりかけが多い。暖房設備がエアコンと電気ストーブしかなく、うっかりエアコンをつけっぱなしで寝てしまって喉をやられ、そこから悪化するパターンである。やっぱり季節の変わり目には弱くて、完全に寒くなってしまうと意外と大丈夫だったりする。
今年は年末から1月も何とか持ちこたえ、珍しくこのまま行けるかと思いきや、今週中盤から調子が悪く、昨日の夜から完全に風邪モード。鼻水、鼻づまり、頭がぼーっとするし、う~ ・・・。熱っぽくて寒気もするが、さっきやむなく外へ出たら、信じられないくらい寒くて、気を失うかと思った。
- スパイス・オブ・ライフ2/渡辺香津美
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渡辺香津美さんのスパイス・オブ・ライフ2は、結構よく聴くアルバムだ。「2」じゃない方(スパイス・オブ・ライフ)も持っているが、断然「2」の方がいいと思う(というかほとんど「2」しか聴かないので、「1」(スパイス・オブ・ライフ)の方はよく覚えていない)。
何といっても、ビル・ブラッフォードとジェフ・バーリンという最強のリズム隊との競演に興味を惹かれるけれど、あまり「火花を散らす」といった感じではなく、むしろ曲の良さ、アンサンブルの良さが目立つアルバムだと思う。
CONCRETE COW や KAIMON といった曲で聴けるカッティングや、ロックっぽいリフやソロも、とてもかっこいい。個人的にこのアルバムで一番好きなのは、RAIN と MEN AND ANGELS という2曲だ(同率首位)。RAIN のギターソロなど、聴きようによっては何の変哲もない、ゆったりとしたメロディーラインが、とても心地良い。MEN AND ANGELS の方も、ギターソングではあるけれど、純粋に美しい「音楽」として心にしみ入る曲という感じ。偶然にも、この2曲だけ ビル・ブラッフォード 単独の作曲である。
渡辺香津美さんは、音楽的な活動量も多く、アルバムも多作で、特にここ近年は全然フォローできていないのだけれど、最近も相変わらず精力的に活動されている様なので、今年は機会があればコンサートへも足を運んでみたい。