こんにちは~。
ここのところ、春休みに入り、学生さんのにきびのご相談が増えております
にきびは『青春のシンボル』といわれているようですが、青春のシンボルだろうと、大人になったら治るものだといわれようと、
若い子達の『いま』はいまなのです。だから、ゆったりのんびりと治療をしている時間はあまりません
なので本当は保険診療と自費診療を併用してもらい、併用療法にてより効果を早く出したいところではあります。
が、現実問題なかなか難しいケースが多いのが実際です。
なので、雑賀はまずは基本に沿った保険診療からスタートして、状況に合わせて自費診療を併用することをお勧めしております。
案外、皮膚科でお薬もらってます。と言って御来院されるかたは、
一昔前にメインで使用していたにきび治療薬
ダラシンやアクアチム、イオウカンフルローションなどを処方されていたます。
1年以上皮膚科に通っていても、ディフェリンを処方されているケースが思った以上に少ないなと感じます。
にきび治療には皮膚科学会よりちゃんとガイドラインが出されています。
そして、保険診療のお薬も昔と比べて、効果の高いものが増えてきています。
たとえば、
一昔前はレチノイン酸というお薬は自費診療でしか処方できませんでした。
が
今はディフェリンゲルというお薬が認可され、保険適応になっていますし、過酸化ベンゾイルというお薬も、数年前に、ベピオゲルで認可されています。
さらにさらに、
このベピオゲルに従来の抗菌薬のダラシンTゲルを合わせた、デュアック配合ゲル、
そして、昨年、
ディフェリンゲルにベピオゲルを配合した、エピデュオゲルというのが認可されました
なんだか保険診療のお薬もよりどりみどりな感じになってきました。
よく使用する保険適応のにきびのお薬だけでざっと
①ディフェリンゲル(アダパレン)
②ベピオゲル(過酸化ベンゾイル)
③デュアック配合ゲル(ベピオゲル+ダラシンTゲル)
④エピデュオゲル(ディフェリンゲル+ベピオゲル)
⑤ダラシンTゲル(外用抗菌剤)
⑥ゼビアックスローション(外用抗菌剤)
⑦アクアチムローション
⑧ニゾラールローション(外用抗真菌剤)
などなどです。
こうみると本当に盛りだくさんですね。
ということで、
これらのお薬をうまく組みあわせつつ、自由診療も併用していくとより早い治療効果が期待できる可能性があります
ということで、にきびで悩んでいる方は一度ご相談にいらしてくださいね。
広島プルミエクリニック プルミエ美容皮膚科