その後の私は「相手の気持ち」を常に意識した行動を心がけ、家庭内ではカドを立てないよう振る舞い、仕事面ではある項目で日本一になり、またプライベートでは少年野球のコーチ(野球未経験ですが…)となりました。
私の仕事は営業ではないのでグラフで給料が左右されることはないのですが、代わりに多数の管理項目が有ります。
そのなかのとある項目で日本一になり、全社的に名前だけは売れました。
大変名誉なことでしたが、名誉よりも具体的な何かが欲しかった。
何回かの表彰とお偉いさん方との懇親会が数回・・
結構残念な会社です。
一方、少年野球の方はと言うと、監督もヘッドコーチも私も全員バスケ出身と異例のメンバー。
廻りの保護者からは「あいつらバカぢゃね」と思われてたはずです。
この監督がまた困ったことに「ポジティブ過ぎる人」でして・・・
例えば人生の岐路に立ったとします。
右へ行くべきか、はたまた左か?
彼の答えはこうです。
「どっちでもいいんじゃない。だって地球は丸いんだから」
「自分の行く道が全て正解!!」
ちょっと迷惑な人でしたが、彼から私もヘッドコーチも任命され、断ることができずやらされ感満載で始めた結果、そこそこ行けちゃったんですねー
今思えば少しずつ彼の影響を受け、良い意味でポジティブシンキングが身に付いたと思いますし、何より楽しかった。
翌年、社内では例の項目で「V2」を達成!!
上司や同僚からも絶賛され、「この実績を引っ提げて来年は行くべき部所へ移動すべき」と勧められ、本人もその気になり来季の「異動願」を提出します。
家庭はとりあえず円満風(?)
仕事面では来季より新しい部所へ
(本社を希望しました)
野球も大きな大会でベスト4
そこそこ充実していた年の暮れに、地元の数少ない親友に会います。
彼は忘年会帰りでとても上機嫌。
勢いそのまま、我が家へ押し掛けてきました。
彼のことは妻も知っているので全く問題なく久々の再会に3人で盛り上がりました。
年が明け6月のある日、彼から電話が入ります。
「あのさー○○子がさー 駅前で店やってるの見つけてさー 今店なんだけど、お前のアドレス知りたがってるけど教える?」
○○子とは中学の同級生で、ちょっと付き合ってました。
付き合いと言っても中学生ですからねー
別に軽い感じですけど、自然消滅って感じで終わっていました。
ところが私が大学生の頃、見違える程素敵な人になっていた彼女と再会します。
猛アタックですよ。
何度かデート迄は出来ましたが、恋は実りませんでした・・・
その彼女からメールが来ます。
何かこう、わなわなし、胸が熱くなったのを覚えています。
会いたい気持ちと妻とを天秤にかけ、会いたい気持ちを潰しました。
それから7日後、親友が亡くなりました。
突然死です。
あんなに元気だったあいつがなんで?
彼の葬儀で、思いがけず彼女と再会。
お互い年は取りましたが、それでも彼女は十分輝いてました。
こんな形で再会し、不謹慎でしたが彼に感謝する自分がいました。
葬儀の席で家族の目を盗み、彼女と会話。
昔の想いが蘇ります。
後日、会社での飲み会のあと、足は店に向かってしまいました。
彼の死がつないだ再会。
会わないつもりが、抑えられず入店。
「いらっしゃ~い」
「来てくれると思ってた・・」
他の客はおらず、思わず彼女を抱きしめ、
そしてキス。
(スミマセン…バカで…)
昔話に花が咲き、時間を忘れて語り合い、時計を見るとなんと朝の7時に!!
「えっ ええっー」
やっちまいましたよ。
妻の顔を思い浮かべ、我に返ります。
つづく
私の仕事は営業ではないのでグラフで給料が左右されることはないのですが、代わりに多数の管理項目が有ります。
そのなかのとある項目で日本一になり、全社的に名前だけは売れました。
大変名誉なことでしたが、名誉よりも具体的な何かが欲しかった。
何回かの表彰とお偉いさん方との懇親会が数回・・
結構残念な会社です。
一方、少年野球の方はと言うと、監督もヘッドコーチも私も全員バスケ出身と異例のメンバー。
廻りの保護者からは「あいつらバカぢゃね」と思われてたはずです。
この監督がまた困ったことに「ポジティブ過ぎる人」でして・・・
例えば人生の岐路に立ったとします。
右へ行くべきか、はたまた左か?
彼の答えはこうです。
「どっちでもいいんじゃない。だって地球は丸いんだから」
「自分の行く道が全て正解!!」
ちょっと迷惑な人でしたが、彼から私もヘッドコーチも任命され、断ることができずやらされ感満載で始めた結果、そこそこ行けちゃったんですねー
今思えば少しずつ彼の影響を受け、良い意味でポジティブシンキングが身に付いたと思いますし、何より楽しかった。
翌年、社内では例の項目で「V2」を達成!!
上司や同僚からも絶賛され、「この実績を引っ提げて来年は行くべき部所へ移動すべき」と勧められ、本人もその気になり来季の「異動願」を提出します。
家庭はとりあえず円満風(?)
仕事面では来季より新しい部所へ
(本社を希望しました)
野球も大きな大会でベスト4
そこそこ充実していた年の暮れに、地元の数少ない親友に会います。
彼は忘年会帰りでとても上機嫌。
勢いそのまま、我が家へ押し掛けてきました。
彼のことは妻も知っているので全く問題なく久々の再会に3人で盛り上がりました。
年が明け6月のある日、彼から電話が入ります。
「あのさー○○子がさー 駅前で店やってるの見つけてさー 今店なんだけど、お前のアドレス知りたがってるけど教える?」
○○子とは中学の同級生で、ちょっと付き合ってました。
付き合いと言っても中学生ですからねー
別に軽い感じですけど、自然消滅って感じで終わっていました。
ところが私が大学生の頃、見違える程素敵な人になっていた彼女と再会します。
猛アタックですよ。
何度かデート迄は出来ましたが、恋は実りませんでした・・・
その彼女からメールが来ます。
何かこう、わなわなし、胸が熱くなったのを覚えています。
会いたい気持ちと妻とを天秤にかけ、会いたい気持ちを潰しました。
それから7日後、親友が亡くなりました。
突然死です。
あんなに元気だったあいつがなんで?
彼の葬儀で、思いがけず彼女と再会。
お互い年は取りましたが、それでも彼女は十分輝いてました。
こんな形で再会し、不謹慎でしたが彼に感謝する自分がいました。
葬儀の席で家族の目を盗み、彼女と会話。
昔の想いが蘇ります。
後日、会社での飲み会のあと、足は店に向かってしまいました。
彼の死がつないだ再会。
会わないつもりが、抑えられず入店。
「いらっしゃ~い」
「来てくれると思ってた・・」
他の客はおらず、思わず彼女を抱きしめ、
そしてキス。
(スミマセン…バカで…)
昔話に花が咲き、時間を忘れて語り合い、時計を見るとなんと朝の7時に!!
「えっ ええっー」
やっちまいましたよ。
妻の顔を思い浮かべ、我に返ります。
つづく