背中の2個の腫瘍をとる手術を受けた。
初診の時に見てるはずなのに
術前、医師は「でかいなぁー」と。
その、デカくなるまで逃げ回っていたことを
術中に後悔した。
局所麻酔だから意識がある中での手術、
今切ってるんだか、何してるんだか、
過程が見えない恐怖も加わり、
時に「ジョキッ」という音がしたり、患部をそぎ出してるのか
掘り出されて引っ張られる時に痛みを感じたりがキツイこと。
小さければ早く、簡単に終わっただろうにと
理由をつけて先延ばしにしていたことを強く後悔した。
気を紛らわそうと足の方に意識をもっていったり、
無意識に力が入る尻の肉に「ヒップアップだ♪」と期待したり、
治ったら箱根ドライブ、温泉行くぞ♪と明るい未来を描いたり。
それでも痛いものは痛い。
現実と妄想の間を行ったり来たり。
ふと右腹部にほわっと心地よい感覚が・・・
施術中の医師のぬくもり。
あぁ、なんて温かいんだろう
なんて優しい温かみだろう・・・
ヒップアップや温泉や酒の楽しみよりはるかに私を癒す。
ぬくもりって、いいなぁ~。
術中の患者がそんなことで癒されているとは
医師も想像だにしないだろう。
けれど、その効用に気づいたあとは
ひたすら意識をそちらに向けていた。
日本人はあまりハグしたり手をつないだりがないけれど
あらためてつながっていること、ぬくもりを感じることの
大切さを思う機会になった。
手術はもうコリゴリだけど
ぬくもり・・・よかったなぁ~。
大村でした

