先日、義母の誕生日プレゼントを買いに
デパートに行った時のこと。
(義母は毎年自分では選ばない様な服のお祝いを
心待ちにしていてくれている)
箱を開けた時の顔、着てもらうシーンや着心地含め
楽しめているかどうかなどを想像しながらの買い物。
一時間半かけてようやく品選びが済んで
ほっと一息ついていたところにマジシャンが。
年に2回の大きなイベントがあるその日、
奇術の世界で有名な、テレビでも評判の前田知洋氏が
各店舗を回りマジックを披露して楽しませるというもの。
マジックには全く興味がないが貴重な機会だから是非と
うながされ、参加することになってしまった。
クロースアップマジックといって観客の前でマジックを披露する
第一人者という前田氏はトランプを使って数を当てるという技を
いくつか披露。
大抵は袖を使うマジシャンが多いけど自分は違うと。
カードを拡げたり、シャッフルしたり、カードを破ったり
それが参加者の手のひらで元通りになったり・・・
そのいろいろを水が流れるがごとく、あざやかに披露していく。
驚嘆、感動、ため息が店を覆ったところで彼は去っていった。
普通は感動の余韻に浸るところだが、私はそうはいかない。
「すごかったですね~!」「どーしてなんで?」と興奮気味の
店員さんを目の前にしながら心も頭もモヤモヤもやもや。
カウンセラーとして、いつも「この人のこれは何だろう」とか
「なぜそういう言動をとるのだろう」という問いを持ち、
人生に対しても「なぜ今これが起きているのか」を考え、
自分の中で答えや落としどころを探す癖がついているからか。
単に不明瞭なままという状態が嫌なのか。
とにかくモヤモヤのままいられない。
「人生には奇跡が起こるものだ!」
「あきらめずにいれば、ミラクルがおこることも!」
「希望を持ち続けよう!」
これがこの日、自分を、モヤモヤを納得させる答えに。
人生初のマジックを見るという機会を得た…それは、
行き詰まった問題を抱える私に神様がメッセージをくれたと。
「ほんと、不思議~、すごいですよね~」と、
いまだ余韻にひたる店員さんに「奇跡はおこる!」
「あきらめるな!」って神様のメッセージよね!と返すと
強引な読みに「?」となりながらも、余韻の流れそのままに
ウットリモードの瞳を輝かせながら私を送り出してくれた。
もう、どうしようもない・・・
いや、なんとかできないか・・・
頭を抱える私にもらったメッセージ
それを受け取ったらやっとスッキリ。
ようやく、マジックで見たあざやかな光景がしみじみと、
あらためて感動となって心に響きわたっていった。
大村より