つづきです。
化学物質は怖くて植物由来なら安心?
この世に存在する物質は全て元素の種類と数と構造により作られる化学物質である。
天然であれ人工であれ、物質はすべて化学元素という同じ材料の組み合わせでできている=すべての物質は化学物質である。
レモンのビタミンCと人工のビタミンCは完全に同じものである。
タミフルは八角を原料に作られてきたが、八角をそのままかじってもインフルエンザには効かない。
八角に含まれる成分を取り出して化学反応を繰り返すとタミフルになる。
『化学反応』と聞くとあまりよくないイメージだが、これが『発酵』であれば印象が良くなる気がする。→が、実は発酵は化学反応そのものである。
昆布に含まれる天然の旨味成分も、合成された化学調味料も成分は全く同じ。
しかし合成ビタミンCをとるよりも、果物からビタミンCを摂取した方がよい。
さまざまな栄養素が入っておりお互いに作用を強めるため、サプリメントではなく食品から丸ごと摂取すべきだ。
野菜の健康効果について特に重要なのは、①旬のものを②新鮮なうちに食べること が、有機野菜かどうかより大事だ。
かつて日本では高血圧によって脳出血で亡くなる人が多かった。しかし肉食がすすむと、脂肪やたんぱく質の働きで血管が丈夫になり、脳出血は激減した。
その一方、脂肪のとりすぎによる動脈硬化によって脳梗塞が増えた。
肉を食べる人は長生きするといわれるが、これ以上増やさず、むしろ押さえ気味にした方がいい。
ココナッツオイルは健康によいという信頼できるデータはなく、むしろ動脈硬化を進行させる。ネズミの実験では、植物性油のグループはすべて脂肪肝になっており、動物性油のグループは内臓脂肪がたくさんついていた。
どんな油もとりすぎれば体によくない。
日本人の目は黒~茶色でブルーライトの影響を受けにくいので、ブルーライトカットメガネは必要ない。目が疲れるなら輝度を下げるようにする。
グルテンアレルギーがない限り、グルテンフリー食品を食べる利点はない。
アガリクスなどのキノコに含まれるβグルカンはガンに効くのか?
ネズミの実験ではガンが消えたという結果がでたが、そもそもネズミには培養したガン細胞を移植していたため、ネズミの免疫機能がガンを異物として認識し、正常に働いた結果体から追い出したのかもしれない。
βグルカンは食物繊維なので、腸で善玉菌をふやしたり、余分なコレステロールをからめとり体の外にだしてくれたりする。
高価なサプリメントを買わずとも、椎茸 舞茸 シメジ なめこなど、スーパーで売っているキノコで充分だ。
《感想》
完全に化学物質は悪で、天然が安心だと思っておりました
勉強になりました。ほんだしは悪だと思ってました。。
化学物質うんぬんでいえば、塩でも食卓塩はただのナトリウムだけど、ぬちまーすとかだとミネラルとかも入ってるから、ぬちまーすすすめる人は、とるならそっちのほうが体にはいいってことなんだろうね。白砂糖よりも黒糖がオススメなのもしかり。
野菜、○%オフになってる有機野菜よりも新鮮な野菜がいいんやね。そこも完全に間違えてた…!![]()
![]()
有機野菜ほしいけど高いから、割引になってるやつだけたまに買ってた![]()
今度からは地産地消の野菜の新鮮なやつを買おう。
でもだいたいキャベツやらにんじんやらじゃがいもって買い置きしとくんだよなー。
いも類くらいならいいかな。
肉も油も少量にしていろんなもの食べないといけないなー。
キノコは積極的にとろう。
