
『免疫力』という医学用語はなく、正しくは『免疫機能』。
免疫機能というは誰にでも備わっている。(風邪をひいて熱や咳がでる、胃腸炎になって下痢嘔吐する、などは免疫機能がウイルスと戦っているあかし)
免疫機能はネットワークであり、仮にどれかの細胞になにかしたところで高まるものではない。(白湯をのんだり生姜湯をのんでもかわらない)
免疫機能は健康な人でも疲れ・ストレス・睡眠不足・冷え・喫煙・怪我などで一時的に下がることがある。
疲労やストレスにより身体に負担がかかると、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌される。
コルチゾールには血液中のブドウ糖を増やし、身体がこれをエネルギー源に使うので、困難な状況を乗り越えることが出来る。
しかし、それと同時にコルチゾールには免疫機能を抑える働きがあるので病原菌の攻撃に弱くなる。
大きな仕事を乗り切ると熱がでる人がいるのはこのシステムが原因である。
また、冷えで血液の流れが悪くなると、新鮮な酸素や栄養や免疫細胞が全身にめぐらなくなって、体調を崩しやすくなったりする。
免疫機能を強化することはできない。
大切なのは免疫機能をそこなう状況をなるべか早く解消する(睡眠をよくとる・暖かくするなど)ことだ。
コラーゲンは口から摂取しても胃腸でばらばらに分解されてしまう。
酵素は食べて補わなくても体内でちゃんと作られる。酵素ドリンクを飲んでも胃腸でばらばらにされ酵素ではなくなる。
CoQ10は加齢によって減少するが、それは「不足する」のではなく「いらなくなる」という可能性がある。それなら補充する必要があるか?
宿便は存在しない。腸の壁全体の細胞が一週間以内に入れ替わるのだから。
週1で岩盤浴にいくくらいなら毎日お風呂に使った方がよい。岩盤浴のよさは身体をじっくり温められるところだが、それはお風呂でもできる。
お風呂はさらに
①水圧によりマッサージ効果で血液を押し流してくれる
②浮力が働き骨や筋肉を休めることができる
③皮膚の汚れを取り去る効果もある。
わざわざ毒出しを心がけなくても、体内では肝臓や腎臓が常に有害物質を分解し、身体から追い出している。
この機能を高めるための基本は、新鮮な野菜をたべる、綺麗な水をのむ、お風呂につかる、ぐっすり眠る、などよい生活習慣をおくることだ。
涙を流すのはよい
心や体が緊張すると脳が涙を流すよう指令をだす。すると副交感神経が勘違いして活動が高まり、心と体をリラックスさせる。
《感想》
二年前にコロナになってから、免疫力免疫力って騒いでたけど、免疫力のために何かを食べるより、睡眠や冷えに気を遣うほうが効果があったのかーと思った。ストレスためないのは難しいから、定期的に漫画よんだり映画みたりして泣いて自律神経を整えることが必要だなー。あとはお風呂に浸かって野菜たべてよく寝る。浄水器がいるなぁー何がいいのかなぁ。