プリザーブドフラワーを手作りしよう

プリザーブドフラワーを手作りしよう

プリザーブドフラワーは作り方さへわかれば、
髪飾りだって、
コサージュだって、
お正月飾りだって手作りできちゃいます。

プリザーブドフラワーを手作りしよう
Amebaでブログを始めよう!
プリザーブドフラワーを手作りしよう

これまでプリザーブドフラワーの
基礎についてひと通りお伝えをしてきました。



もし、実践いただいているのならかなりの腕前になっているはずです。
さらにこれから本格的に腕前を上げていくに
あたって私からのアドバイスができればと思います。



以下、ポイントをご紹介しますので参考にしてくださいね。



★大きなサイズの作品に挑戦

ディスプレイを意識したインテリア性の高い作品など、
サイズアップしたアレンジに挑戦できます。

普段使いのものに限らず、コンテストに出展することを
目標に制作してもいいですね。



★ガーランド編みの習得

子どもの頃に、シロツメクサで花冠を作られたことはありますか?
あの要領で、ワイヤリングしたプリザーブドフラワーを編みこみ、
成形することをガーランド編みといい、上級レベルの技術とされています。

センスだけではなく、指先や腕の力も要される、なかなかハードな作業です。
でもこれができるようになると、アレンジの幅がぐんと広がりますよ。
ぜひ習得したい技術のひとつです。



★ユニークな形のリースやブーケ

ハート型のリースや持ち手がついたバック型のブーケなど、
個性的な作品にもぜひチャレンジを。これらをマスターすることで、
より自在に、自分のイメージを形にできるようになるはずです。



★繊細な小花をたくさん使ったアレンジ

扱いが難しいとされている、繊細で壊れやすい小花を使ったアレンジも
素敵ですよね。手先がプリザーブドフラワーの感触に慣れてくれば、
だいぶやりやすくなると思います。



★加工もレベルアップを目指す!

加工も2液タイプを使ってみたり、グリーンの加工にチャレンジしてみたりと、
更なる追求が楽しくなると思います。自分でお花を育てて、それを加工し、
アレンジする。そこまでできたらすごいですね!



さらに上達するタイプは次の様な方です。



●好奇心旺盛な人 何でもやってみるタイプの人
●苦手なことを途中で投げ出さない人
●基礎を大切にする人
●日常生活のすべてから、アイデアを得ようとする人
●よいものはすぐに真似てみようとする人


確かに、もともと華道やフラワーアレンジメントを習った
ことがある方はアレンジの飲み込みが早いようですが、
ワイヤリングやテーピングといった作業はお花の経験とは
また別のもの。


とにかく何度も繰り返しやって体で覚えていくしかないものですから、
焦らずにじっくりマスターしていきましょうね。

⇒自宅でレッスン!“魔法の花”プリザーブドフラワー講座
早速ブートニアを作っていきましょうね。

プリザーブドフラワーを手作りしよう

★まずはワイヤリング・テーピング★ 


(1)バラにクロスでかけます。使用するワイヤーは
   裸ワイヤー#24を2等分したものです。


(2)アイビーにはソーイングメソッドをほどこしてください。
   アイビー他副素材には地巻きワイヤー#26を2等分した
   ものでワイヤリングします。


(3)なんてん・スペインあじさいとカスミ草も同様に、
   2か所留めでワイヤリングをします。


(4)すべてにテーピングをします。



★いよいよアレンジメント★ 


(1)組み立てていく前に、仮留めようのテープを準備しておきましょう。


(2)メインとなるバラを角立てします。茎のすぐ下あたりを垂直に曲げてください。
   ピッコラサイズのバラをあてがい、テープで固定します。


(3)ベイビーサイズのバラも添えていきます。
   メインのバラに添えるようにアイビーをあてがい、テープで留めます。


(4)なんてんでアクセントを加えます。


(5)バラの集合体の真ん中にカスミ草とあじさいを置きます。
   これで花材の組み立てができました。



★最後にリボンワーク★ 



(1)ブートニアは、コサージュよりもステムを長く残します。
   ジョイント部分から7センチほどのところでカットしてください。


(2)テーピングをします。ステム部分がなるべく細くなるよう、
  きつくテープを巻いていください。先端もしっかりとテープでくるみます。


(3)リボンで仕上げます。5㎝ほどの余裕を持たせたリボンをあてがい、 
   下から巻きあげていきます。


(4)ジョイント部分まで巻きあげてきたら、裏でしっかりとしばります。
   結び目ギリギリのところで不要なリボンをカットしましょう。


(5)これで出来上がりです!



ブーケとお揃いのブートニアで、結婚式の準備もばっちりですね。

⇒自宅でレッスン!“魔法の花”プリザーブドフラワー講座
今日は、ブートニアを作りましょう。



ブートニアは新郎の胸元に飾る花飾りのこと。
必ず、新婦が持つブーケと同じ花を使うのが決まりです。



その昔、男性が女性にプロポーズする際に野の花を摘んで手渡し、
返事がOKだったときは、女性がその花束の中から一輪とって、
男性の胸元に飾ったことが由来と言われています。



ということで、先日ご紹介したブーケとのお揃いの花材で進めますね。



【今回作るのはこちら!】
プリザーブドフラワーを手作りしよう

【基本情報】


難易度 ★★☆☆☆
予算  3,000円前後



【おおまかな工程】


ワイヤリング
テーピング


組み立て


リボンワーク



【習得できること】


コサージュを発展させたブートニアの作り方


【花材】


●ローズ (スタンダード 色:アイボリー)1
●ローズ (ベイビーサイズ 色:ホワイト)1 
●ローズ (ベイビーサイズ 色:チェリーブロッサム)1 
●ローズ (ピッコラサイズ 色:ピーチ)1 
●アイビー 中~大 (色:グリーン)2
●なんてん 
●あじさい(色:オリーブ)
●かすみ草



※花材は、指定していますがご自分のお好きなものを
 選んでいただいて構いません。


【道具・資材類】


●はさみ 
●木工用ボンド 
●ワイヤー #24 
●地巻きワイヤー ♯26(グリーン)
●フローラテープ(色:モスグリーン)



準備はこのくらいです。



次回は、『新郎には素敵なブートニアを!vol2』
をお送りします。

⇒自宅でレッスン!“魔法の花”プリザーブドフラワー講座