風の歌を聴け(5月3日読了 再読)
村上春樹署
総合 A-
ストーリー ★★
キャラ ★★
文章 ★★★★★
世界観雰囲気 ★★★★
特殊ボーナス
オシャレ文章
名言率高
読後感○
独特の世界観
概要
村上春樹の処女作。本作の風の歌を聴け、1973年のピンボール、羊を巡る冒険、ダンスダンスダンスを村上春樹初期4部作や鼠四部作と言われる。
アンチも多い村上春樹の中でもとくに好き嫌いが別れそうな作品。
もしかしたら、村上春樹ファンでも好き嫌いが別れるかも
あらすじは主人公の僕が鼠(あだ名)など様々な人と触れ合う青春(大学生)ストーリー。
あらすじ書くの苦手
好きな点
1.村上春樹独特の不思議なノスタルジー溢れる雰囲気
これは処女作から今まで変わらない村上春樹の得意技。この雰囲気が、好きか嫌いかでハルキストになるかアンチになるか別れると思う。
上手く表現できないけど、春樹好きなら何となく分かってもらえると思う。
人によってはキザたらしい文章に感じるらしいけど
2.ハートフィールド
作中にでてくる主人公の僕や作者(村上春樹でなくこれを描いてる未来の僕)に多大な影響を与えた作家。このリアリティがすごい
本当にいると思って本屋や図書館を漁りまくったがな
※実際には存在しません。
読者メーターみてたら騙されたのは自分だけじゃないもん
3.犬の漫才師
ラジオのDJ。ちょい役。めちゃくちゃいい味出してて好き。
表の顔と裏の顔と表の裏の顔があるのがいい。
イマイチに感じた点
ストーリー
複雑なストーリーを期待してはいけません←AIがやっている広告みたいな文章やな
この話にストーリーなどない
ただただ雰囲気を楽しむだけの作品です。
個人的には羊をめぐる冒険のチュートリアルだと思っている
※この話のストーリー性を見出している濃ゆいハルキストはいるみたいだけど、自分の読解力じゃ無理
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