時間ギリギリに慌てていらしたFさん
「ごめんなさい！ 仕事が忙しくなっちゃって…！！」あら？忙しくなったんですね？
「そうなんです。前は、なんか閑古鳥が鳴いてるって言うか、
会社にいてもヒマだな〜みたいな…笑
いまは、上司からちゃんと認められてるみたいで、
いろいろ任されるようになったら、忙しくなってきたんです」
ほお。
忙しくなって、どうですか？
「あ、楽しいです！ コミュニケーションも取れてますし。
前は辛かったんですけど、今は楽しくなりました」
それは良かったですね〜
………と、
それを聞いてたSさん。
「わたしも、あの、生意気な言い方なんですけど上司が賢くなってきたって言うか。笑」
ほぉ？ 賢く？？
「そうなんです。前は、この人……！ってイライラすることが多かったけど
最近は、あ、なんかデキるなとか思うこと増えて。
前だと全然動いてくれなかったようなことでも
今は、意見もちゃんと聞いてくれるし、どんどん動いてくれるし。
……なんなんでしょうね、この違いって？！ 笑」
うふふっ
不思議だと思う？
でも。ね。
コミュニケーションの構造から考えたら
これ、当たり前に起こることなのね。
うまくいかない時は、それを勘違いしてるの。
勘違いして、感情にドライブされて
相手をバカにしたり、
自分のこと情けながったり、
余計なことに気を取られて
うまくいくためのことに
エネルギーを割かないから、
うまくいかないまま、悪化してくの。
うん、そーだな。
ほら、コミュニケーションって、よく
【キャッチボール】にたとえられますけれども
あれ、楽しく繋げるためには
2人ともが上手である必要は、ないでしょ？
片方が上手で、
投げたり捕ったりすることについて
よくわかっていれば
もう片方がイマイチでも、
二人とも楽しくキャッチボールできますよね。
続けてるうちには、イマイチだった方の人も
だんだん上達してきたりして。
人との関係性も、
同じことなのよ。
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