朝のお散歩
朝の空気は清々しいな
田舎の家では、毎朝6時とか7時に起きて
庭と畑を散歩する。これが日課。
僕は毎朝、ぷれこを従えて台所の裏口から外に出て
梅の木の脇をとおりまっすぐに畑へ向かう。
キョロキョロ
えーっと、うちの敷地はたしかこのあたりまでだよな
1年前のことは、記憶が薄れかけているし
慎重に慎重に、散歩コースを延ばしていくんだ。
花も咲いてるし、虫も飛んでるし
あ、とんぼだ
ぷれこ、真っ赤なトマト、採り忘れてるよ
畑を半周してから、梅の木に上る
気がついたらこれが、お決まりの散歩コースになっていた。
ただ、登っているだけじゃつまんないか。。
だったら今日は……
エイっ!!
梅の木から洗濯物干場の屋根に飛び移ってみた。
すると、遠い記憶が蘇ってくる。
いつもこの屋根の上から
トムばあちゃんやクゥおばちゃんがボクを見下ろしたんだよな
ここから物置か。なんか妖しい匂いがするゾ
クゥおばちゃんや、たま~に通りかかるよその猫たち、外猫たちが残していった匂いが
あちこちから漂ってくる。
ボクが小さいころよく来ていたグレチや茶々丸は最近、ほとんど来なくなったらしいけど
それでも三毛や白猫は通ることがあるらしい。
(←ぷれこ) 田舎へ帰った初日には、三毛が来てたよ。
夜、見たことのないグレーの猫も見たよ。クゥおばちゃんそっくりのクロ猫も見たよ。
くまきち、気をつけてね。喧嘩しちゃダメだよ。
ぷれこはあれこれ心配するけど、喧嘩なんかするもんか
ボクは平和主義の猫のはずなんだ。
続く









