スコ猫くまきち日和+ -2270ページ目

山拓の愛人

ば○こ○いちの納得いしないコーナーさんへTB

わたしはこの暴露本自体、読んでいない。
ただ……。

「人を人とも思わない様な扱いをする人間が、国政を司る立場にいるのが許せなかった」
「金の為に暴露したのではない。個人の尊厳を守る為の闘いである」

という言葉を、当の愛人本人が書いたんなら「なんて女だ」ってことだけど。
この手の本は、ほぼゴーストライターが書いているはず。
素人さんが、本一冊なんてそうそう書けないよ。
読めないし。
ただ、ゴーストライターといってもピンからキリで、話を聞き出したテープをほぼそのまんまなんていう本もけっこう出回っている。タレントさんのエッセイならば、肉声に近い方がその人らしくていいのかもしれないけれど、実際は話言葉の微妙なニュアンスはテープ起こしでは伝わらず、活字の強さで誤解をまねくことが多い。

上記の言葉は、たぶん、愛人さんを喋らせるために、それを本にするために説得するときに使う言葉じゃいなかなと思うんだよね、経験上。
もちろん推測でしかないわけだけど。
出版社は売れればいい。「山拓の愛人が」っと、打てればそれでいい。
中身なんかどうでもいいし、エッチでエゲつないほうがいい。
著者を愛人さんにしておけば、出版社や書いたゴーストよりも、名誉棄損の責を負うのは愛人さんだ。
素人さんなら本が出た後の反響なんてわからない。
出てから、そんなつもりじゃと言ったってもう遅い。

ということも、往々にしてあるわけで。
もちろん、今回のがそうだと決めつけることはできない。
最初に書いたように、わたしは本を読んでいないし。
でもね、そういうこともあるってことも、どこか頭の片隅に置いておいていただけるといいかなと思う。
事件の被害者、加害者などの本もよく出たりするけど。
どんな人がゴーストでつくかによって、印象は全然違う。
書き方ひとつなんだよね。
机にかじリついて、ものを書かなくても、しゃべるだけで簡単に本を出せるっていうのはいいように思うかもしれないけど。
書いてもらうってことは、とっても怖いなって思う。
文章には、どうしても書いたその本人が出てしまう。
特に、下手なゴーストだったり、いい加減なゴーストだったりすると、いい加減さまで出てしまうことになるんだから。

とはいえ暴露本のなかにも真実はある。あるはずだ。
全然ないっていうのは、あまりにもお粗末でたぶん名誉棄損の対象になるはずだから。
暴露本のなかのどの部分が真実で、どこが本人の気持ちそのままなのか?
そこを推測しながら読むっていうのも、面白いかなとは思うんだけどね。