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トムばあちゃんがいない冬

田舎ってとても不思議だ。

そもそも夏と冬とで、どうしてお外の景色がこんなに違うんだろう。


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この先には、畑があるんだけど


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夏、赤とんぼを見た畑は……
 



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一面の雪景色



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同じところとは思えないよ


ボクは慎重に歩みを進めた。



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畑へと続く段々を降りるとき


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ボクはいつもトムばあちゃんを思い出す



スコ猫くまきち日和+
19歳で虹の橋を渡ったトムばあちゃん

あれからもう1年半が経つなんて信じられないけど

トムばあちゃんは、いつもこの階段を降りたあたりでたたずんで

ボクがおりてくるのを黙って見つめていたものだった。

土の上なんか歩いたことのないボクが

こわごわ歩く姿を心配そうに見ていてくれた。


近くに寄ると怒ったけど

トムばあちゃんは絶対にボクのことがかわいかったんだと思う。


ハロウィン(←ぷれこ)それはどうだかねー


そうそう、報告が遅れたけど、実は、トムばあちゃんは死んで

スコ猫くまきち日和+-夏
                            石になったんだ。


トムばあちゃんの魂は虹の橋へ行ったけど

亡骸はペット霊園で火葬してもらって


スコ猫くまきち日和+-夏  スコ猫くまきち日和+-夏
立派な供養塔のなかで眠っている

なんでも800年も歴史のある由緒あるお寺だそうで

去年の夏は1周忌もかね、お寺でお盆の法要をしてもらった。

観音様が優しいいいお顔をしてるよね。

お寺の住職さんは、僧侶になる前は画家だった人だそうで

お寺のなかにもすごい絵やかわいい絵がいっぱいあったし

観音様の姿もお顔も住職さんの絵がもとになっているんじゃないかな。

気が強かったトムばあちゃんも、きっと安らかな気持ちになったと思う。

ほかのぺットたちもたくさんいて、寂しくないよね。


だけど、トムばあちゃんの娘・クゥおばちゃんは

寂しくて寂しくて、しばらく情緒不安定になったらしい。

トムばあちゃんがいなくなった数日後、いきなりニャーニャー大声で鳴き出した。

トムばあちゃんを探していたのかな。

それがピタッと止まったら

半年くらい全然、鳴かなくなってしまったそうだ。


ショックだったんだろうね、クゥおばちゃんはさ。

だって、生まれたときからずーっと18年もトムばあちゃんといっしょだったんだから。

 

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ボクもぷれこも、ぷれこ母もとっても心配したんだよ。
だけど、夏になるころにはすっかり元気になって、少し体重も増えて
元どおりのクゥおばちゃんに戻ってた。


それだけじゃない。

クゥおばちゃんは変わろうとしていたんだ。

生まれてからずっとトムばあちゃんに保護され

トムばあちゃんを頼りきって生きてきたクゥおばちゃんが

トムばあゃんを越える年になって初めて、

自立することに目覚めたんだ。



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ボクも直立自立アップ


すごいだろ。ボク、感動しちゃったんだよね。

でも、ま、長くなったからそのお話は次回ね


たくさん報告することがあった09年夏。

せっかくだから、10年の冬の思い出といっしょに報告していきます。



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畑に咲いた雪の花
トムばあちゃんも天国から見てたかな