救急搬送 | 大切な時間

大切な時間

『普通の事を出来ることが何よりの幸せ』そう思うことが出来たのは、病気になったからかも知れません。毎日の暮らしを大切に、家族に作る食事を中心に楽しみながら更新しています。たまに我が家の猫マサヒロも登場します。

こんばんは。
この2日間、体に悪い事が続きました。

前回のお恥ずかしい事を書いたブログの翌日、お弁当も朝ごはんも作らず、見送りもせず送り出すのは結婚して何回目?って感じですが、あまりに頭に来たので怒りはまだおさまっていません。いや!もうおさまらないかもしれません(笑)。でも自分の身体が壊れていく感じがするので、もういいやって色んな意味、諦める事にしました。


翌日の朝、娘さんを見送る時、少し顔色が悪いので『送って行こうか?』って言ったんだけど、『大丈夫!』って出掛けたんですよね。彼女連日お仕事に研修に勉強にと、忙しそうに過ごし少しお薬も飲んでいたので、心配な日が続いていたんです。彼女を見送り2階でお布団を片付けいると、固定電話が鳴ってる音が聞こえたので下りることに。こんな朝早くから誰はてなマークと思って出たら、『20歳くらいのお嬢さんいますか?。今駅で倒れられて救急車呼んだので来て下さい』って電話。『え!!』ってなんで家の電話わかるの?と思ったけど、詳しくわからないまま駅に車で向かいました。駅には救急車が停まっていて、後ろにつけて慌てて車から降りたんでしょうね。杖を持ってなくて気持ちが焦ってるのに、脚がついて来なくって救急車の後ろでまさかの転倒(^◇^;)。駅前で沢山の人が通る中、救急隊の方に助けてもらいながら立ちがるという、お恥ずかしい感じで乗り込みました。

意識レベルも問題ない様子で言葉も話せてたので少し安心しましたが、メガネかけたまま前に倒れたみたいで、頭をぶつけている可能性もあるので、自分の勤めている脳神経外科に搬送される事になり、私はゆっくり自分の車で向かう事に。

到着して救急外来の前で座っていると、続々とお医者さんや看護師さん等のスタッフさんが出勤。慌てて家を出たので、スッピンで髪も洋服も(^◇^;)って感じだったので、マスクして下を向いて待つ事に。ちょうど同じ時間くらいに搬送された方が居て少し話しましたが、事故をされたらしく、警察の方も来て大変なご様子でした。

娘さんは外科的には大したことなく、頭をぶつけてる可能性あるのでCTとか採血とか色んな検査をしてくれた様子。途中お医者さんが出て来てくれ、色々説明してくれましたが、今のところ異常ない様子でした。仕事勤務の事など、職場の事を色々聞かれましたが『ストレスや過労からきているのかもしれませんね。』と話し『これから点滴をするので、このままお待ちください』との事だったので、更に2時間くらいかかるかな?と思って座っていると、看護部長さんがご挨拶に来てくれました。

看護部長さんに家での様子を聞かれたので、今の部署に配属され3ヶ月。朝早く出勤して遅く帰る事。覚える事も勉強することも多いので、毎日0時まで勉強してから休んでいる事など、睡眠時間は6時間は寝るようにしていても、親から見ていると少し疲れている様子だったと伝えました。お昼休みも30分なく体重も3キロ減った事も、親として心配な事は娘に許可なく伝えました。私の心配を和らげようとしてくれたのか、『ちょっと娘さんの職場見に行きませんか』と言ってくれましたが、杖ついてこんな格好なのでお断りしましたが、『見て置いたら、今後の娘さんとの会話もきっと違いますよ』って言ってくれたので、なるほどって納得し案内してもらう事になりました。ICU.SCUと書かれた扉を開けると、病棟とは違う感じのベットの並びと人の多さ。娘がずっと『いつも誰かに見られてる感じが慣れない』って意味がよくわかりました。私にわかるように案内してくれ、そこからいつもの彼女の様子や仕事の話を聞きました。短期間なのに、娘の長所も短所も知り尽くしている感じで、ちょっと安心しました。『私達の時代は【石の上にも三年】といったものですよね』って話し、今3ヶ月。1番しんどい頃かも知れないけど、頑張ってほしい感じが伝わって来ます。親としては身体を壊してまではとも思いますが、決めるのは本人なのでとお答えしました。さすが看護部長さんですね、親の立場も娘も立場も考え言葉を選んでくれている感じでした。この人のいる病院なら、親として大丈夫な気がする感じを受けました。その後、SCUに顔を出したからかな?。直属の看護師さんがご挨拶に来てくれ、またまた娘の様子を聞かせてくれていました。いい話も悪い話もした中で、『勉強はそんなに頑張らなくてもいいけど、勤務にアナを開けるのが1番困るんです』って言葉はもっともだけど、今それを言われてもと思った母です。同じようなセリフを、下の娘が救急搬送された時に聞いたのを思い出しました。付き添っていた顧問に『試合前なので明日の練習は見学でいいですよ』って言われたのを思い出しました。全身痙攣で意識レベルも悪く、入院するかの判断をしている状況で自分の子供だと同じ事を思えるのかと、間違えて学校を選んだのかもと思ったんですよね。あの時と同じ感情になりました。そのあと、娘の処置室に入って行き、今日の仕事は休むよね?明日の仕事は来れそう?と確認。明日の忘年会は参加してねと話したので、娘の性格的にしんどいとか教えてくださいが言えない環境なんだろうと感じました。ここで居るなら、娘の性格を鍛え直すしかないようです(笑)。

昨日はそのままお休みをもらい、もちろん今日は仕事に行きました。さすがに、忘年会はお断りしたようです。明日は夜勤。今日は美味しいご飯作ってお風呂沸かして、待つ事にします。

頑張り過ぎなくていいんだけどなぁ。



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