おいしかった。 うれしかった。 片手でつくった玉子焼き。 | 大切な時間

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『普通の事を出来ることが何よりの幸せ』そう思うことが出来たのは、病気になったからかも知れません。毎日の暮らしを大切に、家族に作る食事を中心に楽しみながら更新しています。たまに我が家の猫マサヒロも登場します。

こんばんはニコニコ
今日はだんじりさんは急な飲み会で、娘さんも早くに夕飯を済ませて出掛けたので、いつも以上にゆっくりの時間を過ごしています。
 
 
入院中、お世話になった作業療法室で見つけたこのポスターを読んで、同じような価値観で読んでくれる人いるんじゃないかなって思ったので、許可貰って写メ写して来ました。
広告のまんま下記に載せます。
 
おいしかった。
うれしかった。
片手でつくった玉子焼き。
 
ある病気で右半身が麻痺となったかずこさん。
大好きな料理は、もうあきらめていました。
『今度、一緒に玉子焼きつくりませんか。』
作業療法士がそう声をかけると、
『ムリですよ。今の私には。』
『方法はあります。やってみましょうよ。』
 
そして当日。エプロンをつけて台所へ。
玉子をわり、溶いて、まぜて、フライパンへ。
片手でもけっこう器用にできて、
半年ぶりの玉子焼きづくりは、みごと、成功。
少し形はゆがんだけれど、
楽しくて、おいしくて、
何よりできたことが嬉しくて、
かずこさんの目には涙がうかんでいました。
『次は一緒に何をつくりましょうか。』
 
人生を生かす作業と出会う。
ころとからだが元気になる。
作業療法はそんなリハビリステーションの技術です。
 
 
退院してから調べたら、2013(H25)年度作業療法啓発ポスターのようです。他にも色んなポスターがある様子ですのでご興味のある方は是非ご覧ください。
私も最初の入院の時、作業療法のリハビリの最後に作った、きんぴらごぼう。色んな想いと気持ちでお料理したなぁ。元気になったら、家族に為にたくさん美味しいもの作って食べて貰おうって、リハビリ頑張ったのをこのポスターを読んで思い出しました。
 
この数日、殆ど横になって過ごしましたが、やはり気になるのは食べる事。掃除はしなくても、少しずつだけどご飯作りました。食べる事はとっても大切な事ですもんね。
大きな鰤カマ。焼くだけだけど、美味しかったみたいです(笑)。ぼちぼち時間分けて家の事も出来そうなので、頑張って行こうと思います。
 
 
 

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