救急搬送 | 大切な時間

大切な時間

『普通の事を出来ることが何よりの幸せ』そう思うことが出来たのは、病気になったからかも知れません。毎日の暮らしを大切に、家族に作る食事を中心に楽しみながら更新しています。たまに我が家の猫マサヒロも登場します。


おはようございます晴れ

各地で台風の影響が出ているようで心配しています。

久しぶりのブログ更新です。

19日、頭痛が酷くて朝からお薬を飲み、快調に過ごしていたのですが、15時頃また頭痛が^_^;。2度目のお薬を飲み効いて来た頃、電話が電話。娘の学校からでした。


『娘さんが試合中に体調悪くなったので、病院に連れて行きます。お母さんもこちらに来て貰えますか?』との電話でした。


『わかりました』とお返事すると、『病院が決まりましたら、また連絡します』と言って電話を切った先生。


すぐに保険証や着替えを用意していると、二度目が電話が電話。電話に出ると先生の声と『ピ~ポ~ピ~ポ~』って聞こえる。


『え?救急車で運ばれているんですか?』

って聞くと、


『はい!』



・・・・・・・・え



その後、『質問にお答えてください』と聞こえ、救急隊→先生→私と質問されることに応え、病院名を聞きすぐに家を出る事にしたのですが、


『あの、娘の意識はあるんでしょうか』

って聞くと、


『殆ど反応しません』

と聞いて動揺しましたが、自分に落ち着くように言い聞かせながら現地に向かいました。途中芦屋からは雷と土砂降り。嫌な感じ・・・(T_T)って思いながらも無事到着。


病院に着くとすぐに案内され、治療室前には先生達がいらして、私を気遣ってくれながら簡単に説明。どうやら、立て続けで朝から6試合続いていていて、最後の試合直後倒れて熱中症だと思って対処してくれていたらしいのですが、痙攣が起こって来たので緊急搬送された様子。手脚・瞼までの痙攣で、意識は殆どなく意識レベル30だと聞いた時点で、私が倒れそうでした。


数分後、『お母さんですか?』とDrらしき人から声を掛けて貰い、私だけ処置室へ。娘はストレッチャーの上に乗ったまま点滴をしていて目をつぶったままで・・・(T_T) 呼びかけると眼をパチパチ開けても、まだ焦点が合わない様子でした。運ばれた時は血圧がかなり高く痙攣が酷かったので、静脈採血の後、血液ガス分析や免疫検査、動脈血酸素度検査や、脳のCTなどの検査をしていただいたようです。


『脳に異常はありませんか?』と聞くと『問題ありませんでしたが、中度の熱中症でしたので、救急搬送してなければ危険だったと思われます。』と言われてどんな顔をして聞いていたのか?^_^; 看護師さんが『お母さん顔色が悪いので座って下さい』って椅子を持って来てくれるも、絶不調。横たわる娘の横で私までも調子が悪くなりました。ある程度の説明を聞いて、一度処置室から出て、先生方に帰ってもらう事にしました。娘の荷物を皆さんで車まで運んでもらい、お見送りしていると、一人の若手の先生が『冷たい飲み物買いたいので病院に戻ります』っておっしゃって、一緒に戻る事に・・・。先生、救急搬送の時一緒に乗って下さってた方で、娘が気になるので一目会ってから帰ろうと思ってくれていた様子です。でも、娘は点滴が追加になっていて、まだ話せる状態でなく結局会わず帰られましたが、優しい気持ちは嬉しくって>_<、目が覚めた彼女にも伝えました。


何種類の点滴をしたのかな?目が覚め少し話せるようになったことで安堵した頃、私の電池が切れて来て、それに気が付いた看護師さんが部屋を用意してくれ、私まで横になる事に・・・^_^; ありえませんよね。親子で並んで過ごしました。尿が出るようになったのは19時頃。脚の付け根の動脈検査の後が痛いと、少し感覚も戻って来たようでした。


漸く少し立ち上がる事も出来ましたが、まだ体温は正常でない事と、脚に力が入りにくいのに入院しないで帰ると聞かない娘に医師は『言い出したら聞かない気の強い御嬢さんは、お姉ちゃんいるかな?』『はい!』って娘に、『そうだろうね』って笑いながら話していました。なんて例え?(⌒-⌒; )どういう事?(⌒-⌒; )って思いながら聞きました。その後『一週間は暑い所で運動しない方がいいですよ。3日間は安静に涼しい部屋で横になって過ごしてくださいね』と言われ、『はい!』と答える私の横で、『あの・・・23日から遠征なので休めません』っていう娘。ドン引きの医師達^_^; 娘が参加しないと団体メンバーが足りないので全国私学大会は参加出来なくなるってのは、私にもわかるけど、そんなことをいってる場合じゃないと説明するも『何をどうすれば行けますか?教えて下さい』って言う娘。


さっきまで意識朦朧としていたのに、何言ってんだ?って気分が悪くなるありすでしたが、医師はどうしても行くのなら・・・と説明を始めました。若いし、体力もあるから・・・って思いますが、本当に気を付けるようにと色んな注意点を聞きこの日は帰って来ました。入院する様に言われても固くお断りした様子。理由は私が又翌日お迎えに来ないといけないから・・・と言う理由だったそうです。こんな時まで可哀想に、私の体調を気遣って帰ると言ってきかなかった様子です。


この日は試合中に3L近くの水分を摂っていて、OS1も飲んでいたのですが、6試合連続で入って4試合目の時、寒くて寒くて全身鳥肌がたっていた様子。その頃から身体がおかしかったと、本人や周りの方から聞きました。この日は、連続でつめて試合コールが呼ばれ、昼食を食べる時間も全くなく、一口のおにぎりだけしか食べていませんでした。熱中症は5人程居たようですが、搬送されたのは我が家だけだった様子。大事にならず本当によかったのです。自己管理の悪さは親子でわかりますが、今責められたところで、本人が一番つらい思いをしてるんだから・・・って、ちょっと甘い親かも知れませんが、不愉快に思う事もこの日はあり、色んな意味頭痛が増すばかり。本当に心臓が色んな意味キュ~って苦しくなる時間を過ごしました。


痙攣が再度起こる可能性もあると聞き、一緒に3日間寝ましたが、娘は今朝6時に神奈川県に遠征に出掛けました。当日いきなり暑い所で運動してまた迷惑をかけると悪いのでと、2日目には涼しい部屋でストレッチ、夕方日が落ちる頃、外で軽いフットワークと、彼女なりに調整しながらも試合に出るつもりで準備をしていました。そこまでして、親としては行かないと行けないのかとも思いますが、我が校の事情を知っている方ならおわかり頂けると思います。今年から後輩も取らずギリギリの人数でのチームなので、1人でもかけると試合に団体で出られません。

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今日までの練習はもちろんお休みしましたが、『見学だけでも参加出来るのなら』とか、『すぐに遠征あるから大変だね』って皆さんンありに気を遣っての連絡貰っても、いいように取れなくて何だかモヤモヤするものがありましが、コーチや先生方とで話し合い、十分に気を付けて出掛けたので、後は無事に帰りを待つだけ。今回の遠征は団体戦なので、連続で試合に入る事は少なく、今日はお昼頃到着して、15時から試合の様子です。心配ですが、元気に帰って来るのを待つ事にします。


関東も暑いのかな?関西は高温警報が出ていて、38度が連日続いています。この日は彼女、どうしても私は負けられないんだ・・・と出掛けましたが、今回の試合は賞状をいただけました。途中辞めなかったのも理由がある様子で、自分が棄権すると自分が勝った同校の仲間の県大会の枠の位置が変わるらしく、試合に出たのだと・・・^_^; 結果、最後は?点差で負けたんですけどね^_^;。彼女なりに仲間を考えてした結果が、こんな風になってしまって申し訳なかったとかなり反省中です。1人だけだシングルスだけの出場なのでプレッシャーの中、頑張っているのは親の私達はわかっているのですが、この日メールで届いたコーチからの言葉が嬉しかった様子で話していたのが印象的でした。親に褒められるよりも、誰に褒められるよりも、コーチに褒められ、仲間に喜んで貰えることが嬉しいって、素敵な事だな~って思っても、親としたら健康が一番で、無理をしないでほしいと思います。


この3日間、色んな人に心配していただいたのに、お返事もせきちんとせず、すみませんでした。こちらでまとめての報告にさせて下さい。


娘が大事にいたらず助かったのは、熱中症で救急搬送までに、身体が冷たくなるほど皆さんが冷やして体温を下げてくれていた事と、救急車を呼んでくれ、早く処置が出来たからだそうです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。お世話になった優しい先生と看護師さんのお名前と病院名は、記憶に残る事間違いなしです。


本当、よかった>_<です。


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