2011*7 感謝の気持ち | 大切な時間

大切な時間

『普通の事を出来ることが何よりの幸せ』そう思うことが出来たのは、病気になったからかも知れません。毎日の暮らしを大切に、家族に作る食事を中心に楽しみながら更新しています。たまに我が家の猫マサヒロも登場します。

2011*7*4に入院する事が決定しました。


6月に体に異変が起こり、入院するまでの期間

色んな人にお世話になりました。

『脊髄内腫瘍』と言われ、手術後、自分がどうなるのかも未知です。

感謝の気持ちとその時の気持ちを残したく、書き留めました。



ͤまずは、職場の皆様


急なシフト変更で、ハードな仕事になってしまっている様子です。

本当にごめんなさい。

それとDr

先程も連絡いただきましたが、色んな心配をお掛けし、

仕事以外のケアまでして頂き、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

求人の募集をする事が決定したとのご報告と、

『復帰するのを待ってるからねޥ。』と、優しいお言葉(T0T)。

感謝の気持ちでいっぱいです。

勤務半年少し、穏やかで優しいDrと、楽しい仲間で仕事を出来たことに

感謝の気持ちでいっぱいです。




ͤ下の娘のバドミントンコーチ


コーチにはいつ頃だったかなぁ~。両親より早くに相談したと思います。

病状が良くないとわかってから、娘にバドミントンをこのまま続けるのか、

辞めてもらうのかを、家族で話し合いました。本人の強い意志で、

『どうしても辞めない。自分で出来る事はするから。試合にも勝つ。』

って 泣きながらのお願いに、根負けしました。

そりゃ~そうですよね。親の身勝手で、打ち込んでいるものを辞めろなんて。

でも、帰りのお迎えがどうしても出来ない。

失礼を承知で、コーチに夫婦でお願いにあがりました。

コーチ2人は快く承諾。

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、方法が見つからず、

甘える事にしました。翌日も、コーチからメールで、

『クラブの子供は皆、自分の子供のように思っていますから、

心配しないで下さいねޥ』との 、優しいメール。

心温まるメールを頂き、涙を流すありすでありました。

本当にご迷惑掛けます。

手の掛かる娘ですが よろしくお願いします。




ͤ友人たち


たまたま、入院前に連絡を頂き、入院を耳にしてしまった友人が数人います。

コレもまた、何かの縁だと思います。

最後にランチに行けた友人。

『一緒に入院してあげる事も出来ないし、

側で手をさすってあげる事も出来ないから』と、

彼女から病院で寂しくないようにと、彼女の分身を頂きました。

事情を全て話している彼女には、身内と同じ心配をさせてしまって

いると思いますがܤ、彼女の

『ありすちゃんの家族の次に頼ってください

って 心強いメールが届きました。

本当に申し訳ないと思いながらも、心強い存在になると思います。

ありがとう。




ͤ妹夫婦+横浜の従姉


姉妹のように一緒に育ってきた従姉と妹には、本当に心配を掛けています。

妹は10円ハゲが出来たと大騒ぎ。

ありすより悩んでいたのかも知れません( ̄ェ ̄;) 。

義弟は全くありすが気を使わないほどの、のんびり優しい妹の旦那様。

色んなお願いも快く引き受けてくれ、お世話になりっぱなしです。

従姉夫婦は、医学研究者+薬剤師。

色んな知識と、病院などの情報を送ってくれ、心配をしてくれています。

みんな本当に心配させてごめんなさい。頑張るわ




ͤだんじりさん+子供達


今回の事で、誰よりも迷惑を掛ける事になった、だんじりさんと子供達。

最初、娘達に話した時は絶句。

お姉ちゃんは無言で部屋に戻り、下の娘は相変わらずで

『お父さんが癌で、お母さんが死んでしまったら、私は誰に育てられるの?』

と言う始末。

ゞ( ̄∇ ̄;)ヲイヲイ 勝手に殺すなって( ̄ェ ̄;) って、感じの娘達の反応でした。

上の娘には、

『高校へ入ったら好きなクラブに入って、高校生活を楽しんだらいいからね』

と、話していたのに現実はクラブを休部し、家事をしてもらう事になりました。

反抗していた娘も、さすがに明日から入院になるので心細いのか、

そわそわして落ち着かない様子です。

下の娘は、まだ6年生。

寂しいのか、お手伝いをしながら無言で涙を流していました。

いつも進んでお手伝いしない下の娘が、今日は一番活躍しておりました。

部屋の壁には、

『7*23の試合で勝って、近畿大会にお母さんを連れて行くぞ

と、部屋に貼り付けています。ありがたい娘であります(≧m≦)。

これから、一番不安で大変な思いをするだんじりさん。

本当に申し訳ないですが、彼の

『家の事は何とかなる。お前は病気を治す事だけ考えてればいいからな。』

って、言ってくれる優しい旦那さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。

よろしくお願いしますねっޥ




ͤ最後に両親


ありすの体調が悪くなって、6*20のMRI診察後から、

急に心細くなり、実家の母に

『ちょっと、来て欲しいんだけど・・・( ̄ー ̄; 』

と、お願いしたありす。お恥ずかしいんですが、小さい頃から親には

迷惑を掛けっぱなしの、やんちゃ娘でした。

教育熱心で、行儀やしつけに厳しかった親にとにかく反抗ばかりして、

親を困らせていて、両親の事も好きではなかったありす。

結婚後も、世間一般のように、母親を大好きだとか、

父親を尊敬するだとか、口で言った事もなく、今だ反抗的な娘でありました。

でも、今回心細くて誰に来てもらおうって・・・思った時、

やっぱり母親の顔が一番に浮かびました。勝手なもんですよね(T▽T)。

電話した翌日、朝一番に和歌山を出て、来てくれた母。

それにいつも黙って付き添ってくれる妹。

快く、行かせてくれる父も、体調が悪く病みあがりで、食事も自分で作れるのか

な?ってくらい、母親中心の実家なので、妹は煮物や野菜物を手作りし

実家へ宅急便で送り、母は毎日父親に『何食べたの?大丈夫?』との連絡。

私一人の為に、皆、振り回しています|||(-_-;)||||||。

意地を張って、親に反抗してきたのも、今回までにしないとね(T▽T)アハハ。

だんじりさんの両親も80才前後。

ありすの両親も70才前後。

私達が、親を助ける番なのに、色んな心配と不安を与えてしまって、

本当に申し訳なく思います。両親の為にも、元気で戻ってこないとね。

まだまだ 助けてもらうことになると思うけれど・・・、

よろしくお願いします。ごめんね・・・。





自分の先が見えない時、人間って いろんな事を考えるんですね。

今まで考えた事のない、未知の世界まで・・・。

『自分で自分の人生振り返ってみた方がいいぞ』

って、神様に言われているのかもしれませんね。

病院のベットで、今までの自分と、これからの自分の人生、色々ゆっくり考える

いい機会だと思って、7*4 入院してきますy( ̄ー ̄)y。