日本政府の政策により、転職して年収を上げる文化が浸透してしまった。

メディアは有料紹介会社の広告を垂れ流している。


転職によって効率よく年収を上げたいという政策は
果たして各企業の事業と合致しているのだろうか・・・。


採用する会社は年収の35%以上のお金を払う。

優秀かどうかも分からない、利益を生み出せるかもわからない、
ただ経験者というだけで、1人あたり150万円~250万円程度の費用がかかる。

 

しかしそれだけではない、

新卒や未経験者を採用した企業は
多くの時間をかけて採用活動研修、教育、
そして実務経験を積ませてきた企業の投資額も含まれている。

これから利益が出て、本人の年収も含めて利益配分しようと思ったら
転職によって投資したお金を回収できない企業が多くある。

そして個人のリスクもある。
容易で便利ではあるけれど、そのデータベースに載ってしまえば、
それから20年以上、情報に錯乱されながら生きていくことになる。

明確な目標や目的を持たずに安易に転職すれば、
40代で自分の居場所が狭まっていく。

部長職、役員待遇で採用される人を除けば、
転職組が大々的に昇進することは先ずない

当然ながら生え抜きで社内外に人脈があり、
これまで実績を積み上げてきた人が中心的になる。

若い間にそれなりに年収が上がるけれど頭打ちになる。

外資系企業を回れば年収は良いが拘束時間が半端なく心身の疲労は計り知れない。

結局のところ新卒で入社して努力して能力を開花させることが前提になるけど、
同期がいなくなっていくので、コンペなし管理職に昇進なんてことはザラだ。

◎経営者の仕事の1つとして、利益が出たらきちんと配分する。

結果が出ずに頑張っている人にはお金は出さずにサポートしていく。
一方、会社に利益(結果)をもたらした人には年収でお返しする。

利益が得る仕組みを作り、新たな仕組みに慣れない間の日々の仕事は厳しくても
運動のために筋肉をつける様にビジネス筋肉をモリモリにして、
ビジネスマインドが高くエンパワーメントで溢れる組織に近づけたい。