20代の私は、何も見えていなくて、
でも、見えていないことにも気が付かずに、
または、見えていると勘違いしていた。

突っ走って偶然山頂に辿り着いたこともあったが、
少し、大げさかもしれないが、
奈落の底に落ちかけたり、落とされたりした。

そんなことを繰り返しながら、仲間やお客様に助けられて、
少しずつ成長してきた結果、今は、1つ1つの事象によって、
自分自身が揺らぐことは殆どなくなった。

◎「自分の信じた道を、ただひたすらに真っ直ぐに生きていく」

メディアに踊らされることもなく、噂や批判に怯えることもなく、
個人的な情に流されることもなく、ただただ、信じた道を歩むこと。
こんな心境でいられることは、とても幸せなことだと感じている。

起きてしまった1つ1つの事象をその瞬間の当事者に
責任を負わせることは簡単だが、原因を追究すると
たいていの場合、教育不足、準備不足、共有不足となる。

教育とは即ち、知識として人間を形成するものであり、
準備とは即ち、成果のために過去と未来をつなぐものであり、
共有とは即ち、人と人をつなぐコミュニケーションである。

どうしたら本質を見極められる様になるのだろう。
現時点での私の答え。

先ずは、自らが判断し、率先して行動すること。
逃避せずに成果(結果)を真摯に受け止めて、
明日へつないでいくこと。

知識と人脈を広げて、
勇気、素直、誠実、そして大切に思う心。
その意識を持って365日、過ごすこと。
その積み重ねが新たな世界を作り出していく。
出会う人たちと共有共感できる経験をしていくこと。

光り輝く一瞬を味わうことも、
思い出したくもない悪夢さえも大切な経験。
日々の現実を真摯に受け止めながら、
物事の本質を捉えるという能力を磨いていきたい。