梅は春を思い出させ、桃は春を期待させ、
桜は春の訪れを感じさせてくれる。
今年もサクラが咲いて春が来た。

節目となる日。

サッカー仲間の若手が今日から社会人スタート。
社会人の大先輩は、広報から営業戦略部門へ。
お世話になった東京都の職員の方が人事異動。
後輩は故郷へ帰り、故郷のために仕事をする。
子どもたちは、1学年進級し、新たに後輩を迎える。

この1年を振り返ると。

東京オリンピック、パラリンピックが決まり、
世界に今一度、日本を観てもらえる機会ができた。

夏の猛暑は、酷暑という言葉を作り、
秋を感じることなく冬になり、
年明けには、40年振りの降雪があった。

私たちは。

東京都から雇用環境整備事業に選定され、
東京ワークライフバランス企業として認定され、
そして今日、初めて新卒社員を迎えた。

日本の復興に向けて。

サッカー、会社経営双方の大先輩は、
震災後の3年間で東北地方に3,000本の
サクラを植樹された。本当に素晴らしい活動。

被災された方々が、ひと時でも悲しみから解かれ、
心を寄せる場所になるはずだ。

それぞれに与えられた新天地で土を耕し、水を撒き、
サクラを育くむことによって、また新たな花が咲くだろう。

満開のサクラはみんなの心に春を届けてくれる。
私もサクラを咲かせ、届けられる1人になりたい。