遊び心

先日、親子ほど年の離れた若い人と試合をした。
動きについていくだけで精一杯。
翌日、酷い筋肉痛になった。

久し振りの試合で緊張したこともあって、
試合を楽しむこともできなかった。

より実戦に近い練習が如何に大切か、
個人としても実戦の気持ちで練習をすることが、
どれだけ進歩につながるのかを再認識させられた。

緊張して力んでいては、素晴らしいアイディアも
プレーにはつながらず、点を取ることができない。

一生懸命、仕事をしていると自覚があるうちは、
斬新なアイディアを持っていても
決断し行動に移すことは容易ではない。

当社では、いくつもの新規プロジェクトが
生まれそうになっては、どこかで行き詰る。
誰も手を抜いているわけではないのに。

ただ進展の遅いプロジェクトは埋もれてしまう。
１ヶ月、２ヶ月で立ち上がらないものは、
１年経っても立ち上がらないのだ。

◎試合を経験させなくてはいけない。

他社のプロジェクトではなく、
自社で起こして失敗や成功、挫折や達成感、
仲間との協力、仕事への責任感など
色々と体験させなければ立ち上がらない。

体験を積み重ねて、自信を持って対応できるになって
初めて、クリエイティブな発想がプロジェクトになる。
そう思った。

筋肉痛になってしまう人もいるだろうが、
成長し、自信に満ち溢れた社員たちによる
遊び心でプロジェクトが溢れる会社になるために、
これから様々な体験をしてもらおう。