「一番になれ!」
幼い頃、父親に良く言われた。
運動でも勉強でも一番を目指した。
脚光を浴びたり、誉められることが嬉しかった。

20代後半から30代の頃、
それは、社会に通用する実力を伴うこと。
その業界、その分野で自信を持つことだと考えた。

40代になって、それは、意志や覚悟をもつことだと
理解できるようになった。

・何がしたいのか
・何を実現させたいのか

一番になるためには善良なる意志や、
それを成し遂げるための覚悟が必要なのだ。

「核」となるものが明確にあってこそ、
コア・コンピタンス(核となる能力、得意分野)が
育まれてくるのだ。

最初から技術や方法に頼るな。
それは、実現させるための手法に過ぎない。

知識や記憶に頼るな。
それを現実に適合させなければ過去でしかない。

現在進行形の「核」があれば、
例え苦境に立たされても、創意工夫を重ねて、
技術や知恵を集結させ、切り拓くことができる。

負けず嫌いな性格が、私を支えてきた。
挑戦する意志と成し遂げる覚悟に導かれた。

関わる人たちと共に成長しながら、
これからも一番を目指していきたい。