◎役割を全うする。
◎使命を全うする。

この2つの文章を読まれて、どのような感想を持つだろうか。
双方、大切なことであることは間違いない。
ただ、どちらが私を駆り立てるかと言えば「使命」の方だ。

「パーツになりたくない」という生意気な気持ちが
まだ、体内にはびこっているのかもしれない。
もしくは、ほとばしる情熱を使命には感じられるからか。

私はすぐにライフワーク(生涯の仕事)と言う言葉が浮かんだ。
社会の一員として役割(義務)を果たすことは当然だが、
何のためにこの世に生を受けて、何を残していけるのか。

『人間至る処に青山あり』(※注1)
という言葉があるが、中学、高校を生活した自由学園では、
『人間至る処に使命あり』(※注2)と教わった。

自由学園を離れて25年の時が経過して、
ようやく「使命を全うしたい」という気持ちになっている。
どう考えても、時間をかけ過ぎたが致し方ない。

当社の使命(Mission)は、「Keep Evolving to Enrich!」
「私たちは、お客様、株主、社員、社会の豊かさのために、
進化し続けていくことをミッションとします。」と謳っている。

事業拡大、社員教育、社会貢献などを通じて企業の責任を果たし、
お客様、協業会社、社員、社員の家族など、当社に関わる全ての人が
より豊かさを感じていただける様、今日の一歩を大切にしたい。

※注1
志を天下に求め、どこで死んでも良いつもりで、大いに活躍すること
※注2
志を天下に求めれば、その人それぞれに使命があること