隅田川を見て思い出したこと | あやりんこの毎日日記

あやりんこの毎日日記

株式会社プレシャス・リンク代表取締役。
アンチエイジングと旅行と神社巡りが趣味。
いつまでも綺麗で可愛いらしい女性でいられることを目指しています。
そして時々は、カッコイイ女性になれたらいいな。

嬉しい嬉しい、連休です。


天気が悪いとお外に出たくない私は、この連休は天気が悪いと

聞いていて、とりわけ予定を立てるのをやめていたのに・・・

なのに、今日は晴れていて、ちょっぴり損した気分になりました。



というわけで、朝からお散歩してきました。



家から、5分くらい歩くと隅田川の川沿いに出ます。



おばあちゃんと一緒に住んでいたころに毎日のようにお散歩したところ。

川沿いのベンチでボーっと二人で並んで座っていたころを思い出しました。



おばあちゃんは今、末期がんの叔母“マッキー”と二人で住んでいます。

何だかめちゃめちゃ不安になります。



未婚の叔母でしかも癌患者の叔母に、おばあちゃんと二人で同居させている、

自分の周りの血縁関係者の気持ちがわかりません。


確かに、二人が私の家にいたときには、

私には自由がこれっぽちもなくて、

お外でごはん食べて飲んでいる時間なんてびっくりするくらいなかったけれど、

でも、別につらくなかったのに。


“彩には彩の人生があるんだから、あなたがしょいこむことはない”

って、親戚中から言われました。


しょいこむ・・・ねぇ。。。


そんなコトバを使われて、体中に嫌悪感がビリビリ走ったこの間。


痴呆が始まった老人は、周りの生活環境が変わるともっと痴呆が進むという話。

だから、60年以上住んだ家から引きずり出して、私の家で祖母が住むことは、

痴呆が進むのを助長させることだ、

って親戚のほとんどがそんなことを話してきました。



そうなのかあぁ・・?



当の痴呆が始まっていると思われているおばあちゃんは、

“若い人(私?)と一緒にいると新鮮で楽しいね”

って話しているのにね。


二人でWiiスポーツやったり、

家庭科の先生だったおばあちゃんにお裁縫習ったり、

たまには、近くにあんみつ食べに行って・・・


脳は刺激していないと、もっとダメになるでしょ!!!

っていうのが私の理論。


60年住んでいる家に静かに閉じ込めていることが、彼女の幸せなんでしょうか?



また私は忙しい日々を送るようになってきていて、毎日彼女を思い出すことはないけれど、

でも、休日のある日、

彼女と一緒にいた場所に立つと

こんなこを思い出します。



老人の世話?介護?

半年間一緒に住んで、それは決して簡単な言葉では済まされないってことを

学びました。


イライラ、ビックリ、ありえなーい・・・の連続。


人間は子供から始まり、子供に戻って死を迎える、

ってどこかで聞いたけれど、まさにそれを実感する毎日だった。


子供を産んだ経験がない私ですが、子供ってこんなのかな?って

考えた半年間。


1円にもならない、この世話?をしている活動ですが、

その活動中には、

しょいこむ、とか、自分の人生を邪魔されているなんて、

そんなこと考えなかったのに・・・


確かに時間はなかったけれど、でも

おばあちゃんの喜んで笑っている顔と、

その側で生きている自分が、ただ好きだった。



明日も嬉しいお休み。

今日の午後は、おばあちゃんに会いに行くことに決めました。