こんにちは。
美姿勢インストラクター新田仁美です。
「最少の動きで最大の効果」が出る
姿勢改善について発信しています。
おかげさまで多くの方から日々
効果報告をいただいております
「お尻の穴に力を入れて過ごすと痩せると聞きましたが、NG例を出してましたよね。正しい方法を教えてくれませんか？」
こんなご質問をいただきましたので、ご回答です。
まず、お尻を締めて歩くと良いとされるのは
加齢とともに、体を支える土台になる骨盤底筋（肛門筋含む）がゆるみ、姿勢が支えにくくなるのですが
骨盤底筋は、【動かずに支える筋肉】なので、なかなか意識して強化しづらい場所。
お尻の穴であれば
意識して締めることができるので
骨盤底筋を強化しやすいのです。
また、普段意識して使わずに過ごしている場所なので、肛門をぎゅっと締めるイメージで歩くだけでも筋肉が刺激され、活性化しやすいです。
だから
「お尻の力を入れて過ごせば痩せる」
ということになるわけです。
また、美意識の高い方は
「反り腰なので、腰を反らないように、お尻に力を入れています」
「肩甲骨も寄せて、胸を張っています」
…と言うことがあります。
一見、とても美しい姿勢のように見えるかもしれませんが、
腰を丸めて、猫背を作り
その猫背を解消しようと、力を入れて胸を張る。
しんどい姿勢です。
「美意識＝しんどいもの」と思っていると、この”しんどさ”が正解のように感じるかもしれませんが
本来、美姿勢は、バランスが取れていてラクな状態です。
お尻に力を入れすぎる多くの方は、こうなります。
お尻表面にギュッと力を入れた結果、
前へ腰を突き出した姿勢になったり
お尻を巻き込むような形になり
腰〜背中にかけて丸い、猫背になったり。
姿勢を良くするために意識したはずなのに
逆になんか姿勢が悪くなっていません？という状態に。
自ら腰痛を作っている可能性もあります。
冒頭の「お尻に力を入れて骨盤底筋を活性化」という観念から考えても
お尻表面の力が入ってしまい、
肝心のお尻の穴に力が入らず
それどころか、姿勢が下垂し、骨盤底筋を下げるような力が発生している
「お尻に力を入れるだけダイエット」は
効率的に見えて、実はちょっと難しいのです。
うまくやる方法は、正しく理解してやる
に尽きます。
椅子に座りながら、感覚を養いましょう。
お尻表面を少し、前へずらして、腰骨を引き上げます。
この時に、お尻表面も巻き込んで、ぎゅーっと力を入れてしまいましょう。
↑あえて、こういう状態を作ります
お腹の力と、お尻の穴を締める力を保ったまま、お尻表面を後ろへ滑らせます。
お尻を後ろへ滑らせることで、表面の余計な力が抜けますよ
お腹の力も残していることで、反り腰になるのを予防できます。
この感覚のまま立つと、”良い感じ”に力が入っています。
ですが、まあ、この力をずっとキープするのは難しいです。無理です。なので
力が抜けたら
→感覚を思い出して、また力を入れ直す
…の、くり返し。
そのうちきっと、
お尻の穴だけに力を入れる感覚が
分かってくると思います！
よかったら、お試しくださいね。
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…と、分かりやすいご感想を載せてくださってます！
ありがとうございます
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