本当は、10年以上前から、saxophoneには興味があったのです。

学生時代の頃から独身時代までは、インストルメンタルとか、ヒュージョン、とかを良く聞いていたこともあり、その中では、saxがメロディラインを奏でることも多く、その音色に魅了されていました。まだ、レコード全盛の時代です。

 

そして、また時間に余裕ができ、再びその系の音楽を聞いていた中で、一度はsaxを吹いてみたいという願望がありました。でも、saxは楽器の特性から消音が出来ません。また、木管楽器は、リードを震わせて音を出すので、簡単に音が出ません。出ても迷惑な音をまき散らすことになります。ましてや防音した練習場所もありません。(カラオケハウスを使うこともあるようですが…)

なので、諦めていました。

また、ウインドシンセが普及してきて、一般の人でもリード楽器の音が出せるようになってきました。

但し、幾ら電子楽器とはいえ、それなりに高価な楽器です。

まして、初心者が手を出すには、少々リスクがあります。PCとの連携が必要な楽器とのイメージもありました。

 

最近は、更にバイオリンやドラムなどのサイレント楽器が増えてきています。

これらは楽器単体で音を出せる機能も備えてきています。

 

そんな中、ふらっとショッピングモールの楽器店に、立ち寄ってしまいました。興味があったから、単純に見るだけのつもりで。

たまたま、モデルチェンジで、在庫品処分のウインドシンセが展示されていました。

 

まあ、手頃な値段だし、新品ですからメーカー保証もあります。ちゃんとした楽器店からの購入なら、おかしなことはないはず。でも2日間悩みました。

 

金管楽器は、昔使っていた事があるので少しは、音感は残っているかと信じ、買うことにしました!

ローランドのウインドシンセです。

肘の故障、肩の痛みなど結構、腕の不調が出ていますが、幸いまだ指の故障はありません。

まして、これからの老齢化、認知症対策としても、指を動かすことは、重要だとか言われています。

また、腹式呼吸をすることも、健康維持には有効です。

 

但し、金管楽器とは違って両手の運指を使いますから、それなりに難しいことは承知しています。

でも、自分の楽器を持って遊べることは、楽しみてもあります。先ずは、自分の息で音を出す。

これを楽しんでみたいと思います。