一昨日、古くからの友人達と大寒のこの時期、都内の隅田川近隣を散策しました。
「隅田川七福神巡り」です。
この様な散策コース設定がある事も知りませんでしたが、風の強い中、天候も曇り空と寒さの中での散歩となりました。
でも、久ぶりに散歩だからこそ味わえる、そんな瞬間を満喫する事が出来ました。
墨田区の下町の隅田川沿いの七福神とされる神社⛩️仏閣をゆっくりと歩いた訳です。
スタートは、東武線堀切駅から始まり、東京メトロ浅草駅までの道程。

途中、やや隅田川を離れる事もありましたが、ほぼ隅田川の東側を進みます。
初めは、「多聞寺」ひっそりとした住宅地・町工場が並ぶ裏通りにひっそりとたたずんでいます。
まずは、その山門に驚かされます。
茅葺屋根切妻造の山門は、都内では殆ど無いと思われます?
この山門は、安保3年(1718年)に再建されて、現存する墨田区最古の建造物とのこと。
多聞寺には毘沙門天を祀っています。
そこからは、しばらく下町や大規模な都営住宅の横を眺めながら歩を進めていくと、「向島百花園」へ。
この庭園は、骨董商の商人が作った庭園で、永らく個人が所有していたチョット落ち着いた雰囲気の庭園です。
よく、大名とか領主が作った庭園のような、華やかさや壮大さはありません。

百花園内には福禄寿尊像が祀られています。これに集まった文人たちが目を付けて、近隣で七福神を揃えることにしたとのこと。
その裏手にあるのが、「白髭神社」こちらは猿田彦大神を祀っており、七福神としては、なかなか見つからなかった、寿老人を白い髭の長寿として、寿老神としているとのことです。

でも、長寿の神は、現在、リラクマ絵馬の奉納を受けているのがまた面白いです!

さらにスカイツリー方向へ進むと、甘味処が連なる地区へ到着。
志”まん草餅本店
言門団子
長命寺桜餅 山本屋
有名な甘味処が立ち並びます。
友人曰く、全て旨いとのこと。
特に「ここの草餅は、どこにも負けない」との檄押し!
普段だと売り切ることも多々あるとのことでしたが、「志”まん草餅」を並ぶこともなく無事ゲットしました。

「志”まん草餅」は、2種類あり、餡入り と きな粉に白蜜をかける餡なしがあります。
どちらもヨモギ餅のしっかりとした餅の食感と甘すぎない、餡や白蜜で美味しくいただけます。
こちらは、形を損なわないように大事に持ち帰り、当日の散歩のけだるい余韻の中で、お茶と共に頂きました。
特に、草餅の餡なしは、餅の中心が凹んでおり、この部分きな粉に白蜜をかけていただきます。元素には初めての経験であり、その香りと味わいバランスにすごく満足させられました。

残念ながら、他の2店舗は、休業日でお土産としては、草餅のみ。別の機会に購入してみたいと思います。
その桜餅山本屋さんの裏手少し下った先に、「長明寺」があります。
こちらは、現代的なコンクリート造りの建物ですが、弁財天をお祀りしています。
更にその裏手に「弘福寺」が並ぶように建っています。
長明寺とは表裏に建っていますが、保育園と墓地があるので、大きく迂回して参拝しました。
風格のある建物ながら、その瓦の装飾は、普通のお寺のそれとは異なります。

その山門も独特な飾りがついていました。

中国の禅僧で弥勒の化身と言われる布袋尊を祀っています。
そして、最後「三囲(みめくり)神社」こちらには、なんと2つの神が祀られています。
恵比寿と大黒神です。これは、越後屋(現;三越)に祀られていたものだそうです。
神社のたたずまいとしては、けっして大きくありませんが、現在は旧池袋三越にあったライオン像も奉納されて鎮座しています。
これには驚きでしたね。神社にライオンとは!
このあと、会食して解散しましたが、その冷えた身体の中で、所々での春の息吹を感じながらの初春散歩は、有意義なひと時でした。
また次は、東京の何処に散歩しに行くのか楽しみです。