在宅緩和ケア 家族の出来ること -6ページ目

在宅緩和ケア 家族の出来ること

突然の父のガン発覚。
家族がこれからやれる事って何だろう。

毎日たくさんの検査、検査。

始めは、すい臓ガンを疑われ、検査によりお腹に膿がたまり(すい臓は体の奥にあるため検査も難しいらしい)発熱が続いた。
一週間、抗生物質がまったく効かずこのままでは敗血症になる恐れがあると、結局腹腔鏡手術で膿を取り出した。
この手術はうまくいき、熱も下がりやっと安定した状態に。
これがガンの手術だったら良かったのにな・・・

父はずっと絶食だったので何か食べたいなあとずっと言ってた。
夜中、誰かがこっそり食べていたカップソバのにおいは本当にたまらなかったらしい。

ここまでですでに入院から四週間経過。
ガンの治療はいつになったら始められるの?


家の問題もあった。

理想の田舎暮らし。
でも家から病院まで車で一時間。
電車はあるけれど本数が少なすぎる。
(8時の次12時とか考えられる?)
家から駅まで歩けば30分。バスはない。

そして・・・母は車の運転が出来ない。

定年後、田舎暮らしを目指す方は、やはり夫婦共に車の運転はできた方がいいと思う。
やはりこう言うときに足がないというのはどうにもならないです。

都心に戻り、転院も考えた。
むしろ私は転院をしてほしかった。
でも父はこちらにいたいと願った。
主治医もこの状態で動かすのは危険と判断。

私は遠方に住む父母をサポートしていくために仕事を休むしかなかった。
介護休暇をきちんととらせてくれた職場に今も感謝しかない。


そして父の病名は

食道がん、肝転移、リンパ節転移。
もう手術は出来ない。

抗がん剤のみの治療がやっと始まった。
すでに8月も下旬になっていた。