最近、インクルージョンクラスにおける、支援教員のあり方に疑問を持ち始めているのですが。。。
私が担当する子供達、年齢相応の学力もしくはそれ以上の学力があっても、自分の名前が書けない。。。
毎日練習しててもです。
で、同じ事毎日やってても仕方がないと思って、担任の先生に私が作ってきた名前書きの練習用シートを見せて、使っていいか了承を得ました。
なぜなら、この先生はインクルージョンは初めてなのですが、
全ての子供を受け入れる=みんな同じことをする=平等である
という信念をもってらっしゃって、ありがたいと言っちゃありがたいのですが、支援児だけ違う事をするのを嫌がられるのです。
きちんと学校へ行って教員免許も持っている私としては、みんなと同じ事を支援教員のサポート受けながらやっていけるのなら、エイドのサポートで十分でないか?と思うんです。
私は
サポート要員ではなく、教員なのですから。
実際に、支援を受けている子供達の中には、みんなと同じことをずーっとやってても、なかなか上達しない子供たちもいるわけで。
その場合は、エイドではなく、支援教員が状況に応じて介入する必要があります。
現に、私が去年、オンラインでしたが、中度支援クラスで受け持っていた子をインクルージョンに一緒に連れて来たのですが、去年からずーっと名前書きやってたのに、今になって突然名前のスペルがおかしくなってきました。一時は何も見ないで書けていたのに。
担任の先生は、キンダーに上がる子で、名前が書けるようになった子たちには、苗字も書かれたサンプルと一緒に、何も書かれてない紙だけ渡して、必要に応じてサンプル見ながら書きなさいって方式に変えたんです。
ところが、支援が必要な子たちの中には、
分からなかったらサンプルを見るという考えに達しない
サンプルを見ても、そこから視線を自分の紙に移す間に見たものを忘れてしまう
とりあえず早く終わらせたいから、適当に書く
書けるけど、教室内ではとにかく周りの雑音が邪魔して集中できない
という事態が起こりうるわけで。
『そのうち他の子たちのように出来るようになる』とお考えだった担任の先生から、やっとご理解を得られました。
プリスクール年齢では、ただ単に今までアカデミックな事に触れてきてなかっただけかもしれない場合もありますが、支援を受けるか受けないかは、やはりみんなと同じ事をしてても改善が見られない場合かなぁと思います。
うちの猫さま、最近はドライフードの前に座って、無言の圧力かけてきます💦
からの〜
くれやー!ではなく、あくび😅