結局、先週中度から重度クラスの男児を1時間ほど見学させていただいた結果をまとめまして、校長と担任と検査チームのメンバーに昨日の夕方送りました。

 

 

「見たことだけを書きまとめました。私の意見は含まれておりません。」



とだけ念のためメッセージの部分に付け加えておきました。自分の生徒ではありませんし、私は検査チームにいるわけでもないので、その子の現在の発達状態などを勝手に判断し、意見を言ってはいけないと思ったので。

 

 


今朝早く校長から返事が来まして…

 

 

 

「で、その子はインクルージョンに行くことで、その子のニーズが満たされると思う?」

 

 

 

来たー!!

 

 

法的書類用表現!!

 

 

本来は「その子、インクルージョンでやっていけると思う?」とおっしゃりたいところでしょうけど、あくまでもその子の立場で話を進める…




そうおっしゃるのなら…




「その子のニーズは満たされると思います。定型発達児との関わりから社会性を学ぶ必要があると思いますから。」



と書いたものの、もう一人の子に悪いなぁと思って、



「しかし、〇〇さん(検査チームの人)のアセスメントによると、もう一人の子供の方が、社会性は高いと見られます。」




あとはそちらで判断して〜笑い泣き




と思ったら、校長登場。ゲッソリ




私が今デスクを置かせて頂いている注意、近くの小学校の一室で遊びのクラスが設けられてまして、その見学にいらっしゃった父兄の案内人としてのご訪問。


注意(今年は政府のファンディングで運営される、ヘッドスタートというプリスクールにインクルージョン教員として出向いてますので、自分の教室がありませんぐすん)




こそっとその件で聞かれました。



しかし、結局は


「最初に話が持ち上がった子にインクルージョンに行かせようと思います。後からの子は初めて学校に通うし、どんな子か分からないしね。軽度クラスに行ってもらうわ。」



と言われました。



それもいっか。



先に話が持ち上がった子というのが、去年は自閉症クラスにいて、夏から中度から重度クラスにいる子です。




中度や軽度クラスを飛ばしてインクルージョンは急すぎる!という意見もありましたが、私は自分の目で見たことだけを伝え、午前中に中度と軽度クラスに助っ人に入ってて、そこにいる子たちよりもその子の方が先生の指示が聞けて、かなり自立しているなと判断したので…



で、担任から書類が早速届いたのですが、現在のレベルのページに書き記されていた内容が、私の1時間のオブザベーションの記録と非常に類似していたので、大丈夫だろうと確信しました。



学力は高いようなので、インクルージョンクラスでは社会性を身につけてもらいます。



後からの子は、社会性は高いようですが、年齢相応の学力が足りないようなので、軽度クラスでみっちりやってもらった方がいいかな?と思えました。




さて、どうなりますやら。

 


というわけで、あっさり次のインクルージョンの生徒が見つかりました。



私の方から勧めたのに、担任が決めかねてた軽度クラスの子にはめちゃめちゃ残念ですが、キンダー上がるまでにインクルージョンの席が空くことはないでしょう…



私が軽度クラスにいた時、インクルージョンに空きがあると知るや否や、インクルージョン教員と校長に何度もメールでお願いし、早急にミーティングの準備をしましたとも!!でないと、今回のケースのように、さーっとかっさらわれるんですから!!


校長には、「何度もしつこくメールしてすみません!!」と会った時に開口一番言ったのですが、校長は「そうよ!なんなのよ〜!!インクルージョンは空けてあるから!!」と否定されなかったぐらい、私はしつこかった!!


その子…


結局インクルージョンには半年くらいしかいなかったのですが、そのまま特別支援を卒業して、今は普通のプリスクールに通っています。




よろしかったらクリックして行ってくださいバイバイ

 

にほんブログ村 教育ブログ 特別支援教育へ
にほんブログ村

 


人気ブログランキング

 

にほんブログ村 海外生活ブログ アメリカ情報へ
にほんブログ村

 

ありがとうございましたお願い