日本語ユダヤ起源説⑫「ソーラン節」「ヨイトマケ」に隠された意味 | MATTのブログ ~ 政治・経済・国際ニュース評論、古代史、言語史など ~

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元新聞記者。 アメリカと日本を中心にニュース分析などを執筆します。

ニシン漁
 

北海道の日本海岸に伝わる「ソーラン節」は、日本人ならだれでも知っているほど有名な民謡だ。ニシン漁の歌として知られている。

 

ソーラン
 

「ヤーレン・ソーラン・・・」という掛け声は、日本語としては何の意味もなさないが、ヘブライ語で読めばちゃんとした意味がある。「ヤーレン」は「喜び歌う」、「ソーラン」は「一人で」、「チョイ・ヤサエ・エンヤン・サー」は「たとえ嵐が来ようとも、真っ直ぐに進め」、「ノ・ドッコイショ」は「神の助けによって、押し進んでいく」という意味である。つまりソーラン節は、古代ユダヤ人たちが荒波を乗り越えて約束の地に向かう際に歌った行進曲であったと考えられる。おそらくは紀元前7世紀以降、イザヤの預言にしたがって約束の地、つまり東の海の島々を目指し、立ちはだかるさまざまな大自然の困難にめげずに航海を続けようとする鼓舞の歌だったのではないか。

 

美輪明宏さんの歌で有名になった「ヨイトマケの唄」(作詞・作曲 美輪明宏)であるが、「エンヤコラ」や「ヨイトマケ」も実はヘブライ語の意味がある。
 

美輪明宏
 

「父ちゃんのためならエンヤコラ・・・子供のためならエンヤコラ」の「エンヤコラ」は「私は告げる」の意味。「今も聞こえるヨイトマケの唄・・・働く土方のあの唄が」「ヨイトマケの子供、きたない子供といじめぬかれて」の「ヨイトマケ」とはヘブライ語で「ことごとく負ける」の意味である。

 

一方、富山県に伝わる古代民謡の「こきりこ節(筑子節)」であるが、日本の民謡の中でもっとも古いとされ、古くから白山宮の祭礼で唄い継がれてきた。

 

白山宮
 

 

 

 

こきりこ
 

これをヘブライ語で解読するとどうなるか。「コキリコ」とは日本では竹でつくった楽器のことだが、ヘブライ語だと「律法の本」、「デデレコデン」とは「ダン族が(新天地へ向けて)移動する」、「マドノサンサ」は「祭りだ!祈れ!喜べ!」という歓喜の叫び。「ハレノサンサ」は「祭日に神を誉めよ!祈れ!喜べ!」。したがって、「こきりこ節」はユダヤ民族の「失われた十部族」の一つであるダン族が新天地を求めて民族移動を続けた際の喜びの歌であったと考えられる。なお、団、、檀、旦などの苗字を持つ日本人はダン族の子孫である可能性が高いと言われている。

 

さらに日本の祇園祭りでは「エンヤラヤー」という掛け声が使われる。

 

 

エンヤラヤ

 

 


これは「私は神(ヤー、ヤハウェ)を讃える」という意味のヘブライ語「ァンィ・ァハレル・ヤー」が変化したものと考えられる。伊勢神宮では二十年に一度の式年遷宮のため長野、岐阜の木曽山中から切り出されたご神木のヒノキ三本がはるばる三百キロ、伊勢神宮まで運ばれる(奉曳)が、重い木材を引き上げるときに「エンヤー、エンヤー」という独特の掛け声がかけられる。


奉曳


この「エンヤー」も「神とともに」の意味だ。ちなみに、キリスト教の讃美歌などで頻繁に使われる「ハレルヤー」「アレルヤー」という言葉も、もとはと言えば、ヘブライ語で「神を讃えよ」というユダヤ教の賛美の言葉である。