アントン・チェーホフ作 『かもめ』
Prayers Studio オンラインリーディング公演
アーカイブを公開中!年末年始のお楽しみに是非、いかがですか??
ぜひご覧ください
こちらは↑第一幕のみの公開です。
そのあと、二幕・三幕を経て
二年後の四幕へと繋がります。
『かもめ』 あらすじ 中本信幸訳より引用
第一幕
夏の夜、日が沈んだばかり。退職官吏ソーリン (ペトルーシャ)の屋敷の庭園に、ソーリンの妹で有名な女優アルカージナが、愛人の流行作家、トリゴーリンとともにやって来る。彼女の息子で、学生運動で大学を中退した作家志望の若者トレープレフ(コースチャ、コンスタンチン)は、「保守的体質そのもの、偏見そのもの」の演劇界に反逆、新しい形式の戯曲を書き、仮設舞台で恋人ニーナに演じさせる。しかし、古い世代の母親たちの野次と嘲笑に耐えきれず、芝居を中断、退場する。トレープレフの「動きの少ない」独白劇に不満なニーナは、トリゴーリンに惹かれる。医師ドールンだけが、「作品にはかならず明確な思想がなければならない」と、トレープレフを慰め励ます。
第二幕
数日後、ソーリン邸の別の庭園。暑い真昼。名声を求め女優を志すニーナは、トリゴーリンに傾倒している。トレープレフは、自分が撃ち落とした一羽のかもめを彼女の足元に置き、トリゴーリンが来るのを見て姿を消す。かもめを見つけたトリゴーリンは手帳にメモする。「小さい短編のテーマ。湖のほとりに若い娘が子供のころから住んでいる。かもめのように湖を愛していて、幸福で自由だ。だが、たまたまひとりの男がやってきてその娘を目にとめ、手もちぶさたに娘を破滅させてしまう」
第三幕
一週間後の昼、客間。芝居の失敗と恋人の心変わりで、トレープレフは自殺をはかるが、失敗する。アルカージナの愛人で優柔不断なトリゴーリンは、家出して女優になる決心をしたニーナとモスクワでの再会を約束し、ふたりは長い口づけをかわす。
第四幕
二年後の晩秋。夜。ソーリン邸の客間。ここを書斎にして新進作家トレープレフが、仕事をしている。生まれた赤ん坊に死なれ、男に捨てられたニーナは、旅回りの女優になっていた。管理人シャムラーエフの娘マーシャは、教師メドヴェジェンコと結婚、子供をもうけても、相変わらずトレープレフを愛している。突然ニーナが現われる。トレープレフは彼女をやさしく迎え、変わらぬ愛を訴える。しかし彼女は今でもトリゴーリンを愛していると告げ「わたしは、かもめ。…いいえ、そうじゃない、わたしは、女優」と言い、巡演地へ旅立つ。兄ソーリンの病気のため、トリゴーリンを連れて戻っていたアルカージナたちが食事を終え、ロトー遊びで秋の夜長をつぶしていると、突如、銃声が…
様子を見に行ったドールンが小声でトリゴーリンに、衝撃の事実を告げる。
登場人物相関図 & キャスト
Youtubeでも解説中!
ロシアの名前はまあ難しい!
長いし、同じ人なのにいくつもの名前で呼ばれるし、
どれ!?誰!?となりがちです。
関係性を知るだけで、ものすごくわかりやすく楽しくなりますよ☆
(上の動画には、台本には書かれてない実は・・・な話も♪是非ご覧ください!)
ちなみに、なんでそんなことが起きるのか・・・
主役のトレープレフですが
フルネームは
コンスタンチン・ガブリーロヴィチ・トレープレフ
これを日本語で、渡部朋彦 とします。
コンスタンチン・ガブリーロヴィチ・トレープレフ⇒渡部朋彦さん!
コンスタンチン・ガブリーロヴィチ⇒渡部さん!
コンスタンチン⇒朋彦!
コースチャ⇒ともちん!
みたいな感じで、関係性によって呼び分けられているんですって★
面白い(*´ω`*)
それを分かって観ると、関係性の変化なども見て取れて
面白さ倍増です!!
Prayers StudioのYoutubeでは
かもめプロジェクトと称して、
「かもめ」がもっと面白くなる!お話なども色々公開しています(*´ω`*)
こちらも是非~☆
↓名前の話は詳しくはこちら
Prayers Studioの「かもめ」
四幕配信公演 アーカイブはこちら★
二幕の稽古を生配信!
代表であり演出家・演技トレーナーでもある渡部のサジェスチョンで
演技がみるみる変わるBefore・Afterもお楽しみください~☆
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次の公演は、2024年春を予定しております。
どうぞお楽しみに
そして・・・
現在研究生も募集中!
Prayers Studioの稽古は、「ここで涙して!」とか「3コンマ待って台詞!」とか、言いません。
論理的で具体的なメソッドに基づいて、
俳優の中から“本当”が出てくるのを導く
そんな演技法。(詳しくは稽古動画をご覧ください)
それを、誰かに導かれるのではなく
自分でわかって、使いこなせて、
この方法を知らない演出家や監督の指示でも
「じゃあここをこうしたらいいね」って自分でできるようになったらいいと思いませんか?
自分の演技に、しっかりとした軸をもてると
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