ある程度記憶が残っているうちに
息子の頑張った軌跡を書いておきたい。
時系列の記録や医療費の明細書、
取り寄せたカルテを見れば事細かなことも
書けるけれどフラッシュバックを起こすし
とても辛過ぎてできない。
だからせめて手帳を見ながら記憶を
辿ろうと思っている。


ひとりの希少がんステージⅣの青年が
どんな経過を辿っていったのか。
どんな選択肢があってどんな治療が
できたのか、できなかったのか。
医療機関・医療者はどう向き合って
くれたのか、くれなかったのか。
家族には何ができて、何ができなかったのか。
記憶されていることをきちんと整理して
忘れない記憶と敢えて忘れるべき記憶とに
分けたいと思っている。


この先の私には息子の遺言を叶える為の
たくさんの努力が必要。
そのためには心を強く持たないとならない。
でも本当は全然無理。
いつだって少し間違えば気が狂いそうになる。
たぶんそうさせないがために息子が私に託した
本当は息子が叶えたかった夢。
「子供たちを守ること」


だからこうやって書くことで頭も心の中も
整理してなるべく日常生活が淡々と
送れるようにしないといけない。
目下、鋭意努力をし始めたから。
2週間毎のカウンセリングと
このブログの中だけは思いのままを
ぶつけてもいいことにしようと思う。


以前にこの記録が人の役に立てればと
思ったのはおこがましかったかも知れない。
でも私自身がたくさんの方のブログから
良くも悪くもたくさんの情報を手に入れた。
そして実際役立ったこともたくさんあった。
だからいずれ何か少しでも情報提供が
できるようなことも書けたらと思っている。



息子へ
お母さん、頑張るよ!
必ず形にするからね!
夢でもいいから知恵を貸してね!