企業という笠（カサ）を着て
やりたい放題の営業マンカササギ。
カササギには建築士という
最強の相棒がいました。水面下で
つくった追加金は3,400万円超。
それを納期死守の私（施主）に、
着工直前・建確申請後に伝えてきた。
弁護士を入れて訴えるも
HM側は「すべて問題ない」とする。
その結果、私はカササギと
世にも恐ろしい家を建てることに！！
恐ろしいのは追加金だけではなかった。
恐怖の連続.........これはすべて実話です。
ご訪問いただき、ありがとうございます。
はじめまして
の方は、
の方は、恐ろしさがすぐわかる
はじめに、三大事件（#37〜#43)
コチラから
ぜひご覧ください。
ぜひご覧ください。
カササギ事件【訴訟前】
ー提案方法改善の要望書を解説。ー
2019年９月２９日日曜午後3時、
私はこの恐ろしいHMと契約締結しました。
前回（#72）で紹介した
【提案方法に対する改善の要望書】を
解説（補足）します。
←解説員です。
現状の提案方法に対する不安
【改善の要望】
１）全体像が見えないなかでの
設備やパーツの選択に不安を
感じています。
現状だとシステムキッチンやバックセットに合わせて
LDKの内装を考えなくてはならない。
LDK全体のイメージ（壁、天井、床、
タイル、軒）をつくりながら同時に
システムキッチンも考えたい。
洗面所、トイレ、各部屋についても同様。
システムキッチンは、
ウォールナット以外も検討したい。
その際、LDK全体のイメージ（カラー）
が重要と考える。
新I.C.は、旧I.C.が作成した意味のない
キッチンパースで打合せを進めます。
私は一度も“ウォールナットにしたい”
とは言っていません。
▼参考キッチンパース
※実際に提出されてものではありません。
そして、この進め方だと
システムキッチンに合わせて、
床や壁の色を決めなければならなく
なります。
新I.C.に「イチから考えてほしい」
「収納リストを反映してほしい」と
何度も伝えました。
なのに、キッチン意向の質問もなければ
イメージできる資料の提出も
ありません。
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玄関ドアの取手を特注するか否かについてー。
外壁→玄関ドアのカラー→取手
の順で考えたい。
玄関ドアがライトカラーなら
特注も有り、
ダークカラーで同化するなら
既製品でも良いと思える。
下の参考写真のようにドアと取手が
同化するなら既製品で十分だと
思いました。
玄関ドアの色・カタチの提案のない中で
取手をアイアンオーダーさせることが
疑問でした。
▼参考写真
建築士は、部屋のドアノブのような
既製品を比較写真で用意しましたが
上の参考写真の取手も既製品です。
ーーーーーーーーー
2）プロによるトータル提案 or
素人が理解（イメージ）できる
資料の添付
外壁、屋根、サッシ、内装のサンプルを見て、全体のイメージを考えるのは
素人には困難です。
プロによるトータルな提案（複数）が
あり、それを伝えるイメージ資料
（実例写真など）があるのが理想的
です。
しかし、
施主と一緒にひとつひとつ丁寧に考える
のが建築士◯◯様とI.C.◯◯様の
スタイルなのであれば、より多くの
イメージ資料の準備をお願いします。
ここまで、
外壁やサッシの実物サンプルが
並べられるだけで、
イメージ資料が提出されたことは
ありません。
※玄関取手の比較写真を除く
私は、実物サンプルを見ながら
この外壁にこのサッシを
採用したら...........と
頭の中で想像しなければなりません
でした。
なので、
選ばせるのではなく、
まずトータルで提案してほしいと
お願いしました。
しかし、“一緒に考えたい”という
スタイルなのであれば、
実例写真などイメージできる資料を
多数用意してほしいとお願いしました。
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３）トラブルに発展する不安要素
打合せ前に図面の事前チェックをお願いします。
窓がセンターに無いなど、打合せと
同時にチェックされているように
感じます。チェックされているので
あれば、もう少し入念にお願いします。
打合せは、
毎回、図面の間違い探しから
はじまりました。
まず、前回伝えたことが
修正されているかどうか。
私には、建築士はココで初めて図面を
見ているように見えました。
私が指摘すると「あっ、本当ですね」
と言ったり、
自ら「あっ、ココが修正できて
いませんね」と言ったり。
コレについては弁護士介入後にその理由がわかりました。
依頼忘却の理由もわかりました。
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変更箇所は相談・報告を必ずしてください。
トイレ手摺り（下地）の設置は
当初から依頼しておりました。
設置不可能になった時点で
報告してください。
パントリーの棚の変更についても
同様です。
窓、手摺り、棚........気づかなければ
そのまま完成、ということも
あるのでしょうか？
この要望書を作成したのは
2021年12月20日。契約から約３ヶ月。
この時点ですでに改ざんが行われていた
ことがわかります。
そして、この時の不安が現実のものに
なります。
■勝手に建物サイズ変更
■数々の改ざん
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キッチンのバックセットの扉が△社では不可能であることを、
打合せ前に報告し、◯社に変更するか
どうかの確認を聞いて頂きたかった。
せめて、◯社でも同額の費用が
発生することの確認をしておいて
ほしかったです。
コレについては、ご存知のとおり
この後、とんでもない金額の
システムキッチンが完成します。
そのことからも
この要望書がなんの意味も
成さなかった
ことがおわかり頂けると思います、
恐ろしーィィィ