企業という笠(カサ)を着て

やりたい放題の営業マンカササギ

カササギには建築士という

最強の相棒がいました。水面下で

つくった追加金は3,400万円超

それを納期死守の私(施主)に、

着工直前・建確申請後に伝えてきた。

弁護士を入れて訴えるも

HM側は「すべて問題ない」とする。

その結果、私はカササギ

世にも恐ろしい家を建てることに!!

恐ろしいのは追加金だけではなかった。

恐怖の連続.........これはすべて実話です。

 

 
 
 
ご訪問いただき、ありがとうございます。
はじめましてクローバーの方は、
恐ろしさがすぐわかる
はじめに、大事件#37〜#43)
コチラから下差しぜひご覧ください。
 
 
 
 
 
 
カササギ事件【訴訟前】
ーー契約書の落とし穴(前編)ーー
 
 
2019年9月29日日曜午後3時、
私はこの恐ろしいHMと契約締結しました。
 
 
 
(その約一週間前のこと)下差し
 
カササギは当初の見積額から値引きし、
さらに1,000万円以上の減額提案を
してきました。そしてAB、2つの
契約用見積書を並べました。
 
A=見積額ー値引き
 
B=見積額ー値引きー減額提案
 
 
そして、こう言います下差し
カササギ:かなり頑張ったお値引きを
させて頂いております。
上司にこの値引きを通すために、
契約書用の見積書は減額提案を
含まないAでお願いできませんか?

 

 

 

減額提案の

合計金額は11,704,000円下差しでした!

 

   減額提案表

 

1.外壁        ▲ーーー円

2.外部部品      ▲ーーー円

3.天井高       ▲ーーー円

4.外部床タイル        ▲ーーー円

5.内部床タイル    ▲ーーー円

6.内部壁       ▲ーーー円

7.内部ドア(1)  ▲1,000,000円

 モデルハウス仕様ドア→弊社設定品ドア

8.内部ドア(2)    ▲1,650,000円

   特殊枠ドア→弊社設定品ドア

9.・・・・・・・・・・・・・・

10.・・・・・・・・・・・・・

11.・・・・・・・・・・・・・ 

12.・・・・・・・・・・・・・

        合計▲11,704,000円

 

 

 

つまり、11,704,000円高いAの見積書

で、契約をしてほしいと言っているのです。

 

 

当時、100%カササギを信頼しきって

いた私はそれを承諾しました。

形式的なもので、実際には減額提案表に

沿った提案がなされるものだと信じて

いたからです。

 

 

 

 

承諾すると、カササギ

さらにこう言いました下差し

 

カササギ:わたくしの
営業成績にご協力いただけませんか?
なんとか今月中にご契約いただけない
でしょうか?9月契約協力特別割引
としてお値引きもしております。

 

 

 

見積書を見てみると、確かに

9月契約協力特別割引 ▲ーーー円

と書かれていました。そして

私は、これについても承諾しました。

 

 

 

 

でも、この時

図面は未完成だったのです。

契約の時点で、部屋数や配置などが

大幅に変わることがわかっていました。

 

 

注文住宅の最終請求金額の計算方法を

ご存知の方は、図面未完成で契約する

バカがいるのか!とお思いでしょう。

 

 

 

この業界では、

契約時の図面で算出した見積りをベースに、

そこから新たに採用すると増額、

不採用にすると減額、

という計算方法が主流。

 

 

契約時の見積額+新採用金額−不採用金額

=最終請求金額

 

 

 

上差しこのコトを知らなかった私は、

契約した見積額内で提案してもらえる

と思っていたのです。

 

そして、今後の打合せ次第では

1,000万円ほどの減額もありうると

信じて疑わなかった。

 

 

 

つまり、経験20年以上の

ベテラン営業マン・カササギは、

大幅に変更になることがわかっている

未完成の図面で、

意味のない見積書を作成。

そして営業成績のために9月中に

契約をさせたのです。
 
 
 
上差しHM顧問弁護士は、
図面未完成、意味のない見積書で
契約をさせた理由について、
施主が9月契約協力特別割引に
納得したと回答しています。
 

 

 

 

納得?不安

 

契約時の図面がベースになる

注文住宅の最終請求金額の計算方法!

下差しコレを説明した上で、

 

契約時の見積額+新採用金額−不採用金額

=最終請求金額

 

私(施主)が図面未完成の9月契約を

承諾した時に、はじめて

施主が納得した!

言えるのではないでしょうか?

 

 

 

 

そして、新図面が完成しても
カササギが再見積書を出すことは
ありませんでした。
 
 
再見積書を出せば、
私がこの業界の最終請求の計算方法に
気づくからでしょう。
 
 
その後、法律上で再見積書提出の義務が
発生しても、カササギは再見積書を
出さなかった。
 
 
 
 

 

もし計算方法を知っていたとしても、

未完成図面で作成された
意味のないこの見積書では、
私が金額管理をすることは不可能でした。
つまり、金額管理できたのは
カササギだけだったと言えます。
そのカササギが水面下で
3,400万円超の追加金をつくった
のですから、これは防ぎようがありません。
 
 
 
 
 
 
今となっては、
ほんとうに営業成績のために
契約を急がせたのか、
それとも意味のない見積書
(=施主が金額管理できない見積書)で
契約をさせるためだったのか、
多いに疑問です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
恐ろしーィィィ

 

 

 

 

 

契約時、図面未完成。

その理由は、

次回#45.契約書の落とし穴(後編)で

お伝えします。

 

 

 

 
 
 

 

 

KAMO-NEGI

Oenshitekudasai.

 

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