企業という笠(カサ)を着て
やりたい放題の営業マンカササギ。
カササギには建築士という
最強の相棒がいました。水面下で
つくった追加金は3,400万円超。
それを納期死守の私(施主)に、
着工直前・建確申請後に伝えてきた。
弁護士を入れて訴えるも
HM側は「すべて問題ない」とする。
その結果、私はカササギと
世にも恐ろしい家を建てることに!!
恐ろしいのは追加金だけではなかった。
恐怖の連続.........これはすべて実話です。
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減額提案の
合計金額は11,704,000円でした!
減額提案表
1.外壁 ▲ーーー円
2.外部部品 ▲ーーー円
3.天井高 ▲ーーー円
4.外部床タイル ▲ーーー円
5.内部床タイル ▲ーーー円
6.内部壁 ▲ーーー円
7.内部ドア(1) ▲1,000,000円
モデルハウス仕様ドア→弊社設定品ドア
8.内部ドア(2) ▲1,650,000円
特殊枠ドア→弊社設定品ドア
9.・・・・・・・・・・・・・・
10.・・・・・・・・・・・・・
11.・・・・・・・・・・・・・
12.・・・・・・・・・・・・・
合計▲11,704,000円
つまり、11,704,000円高いAの見積書
で、契約をしてほしいと言っているのです。
当時、100%カササギを信頼しきって
いた私はそれを承諾しました。
形式的なもので、実際には減額提案表に
沿った提案がなされるものだと信じて
いたからです。
承諾すると、カササギは
さらにこう言いました
見積書を見てみると、確かに
9月契約協力特別割引 ▲ーーー円
と書かれていました。そして
私は、これについても承諾しました。
でも、この時
図面は未完成だったのです。
契約の時点で、部屋数や配置などが
大幅に変わることがわかっていました。
注文住宅の最終請求金額の計算方法を
ご存知の方は、図面未完成で契約する
バカがいるのか!とお思いでしょう。
この業界では、
契約時の図面で算出した見積りをベースに、
そこから新たに採用すると増額、
不採用にすると減額、
という計算方法が主流。
契約時の見積額+新採用金額−不採用金額
=最終請求金額
このコトを知らなかった私は、
契約した見積額内で提案してもらえる
と思っていたのです。
そして、今後の打合せ次第では
1,000万円ほどの減額もありうると
信じて疑わなかった。
つまり、経験20年以上の
ベテラン営業マン・カササギは、
大幅に変更になることがわかっている
未完成の図面で、
意味のない見積書を作成。
そして営業成績のために9月中に
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納得?
契約時の図面がベースになる
注文住宅の最終請求金額の計算方法!
コレを説明した上で、
契約時の見積額+新採用金額−不採用金額
=最終請求金額
私(施主)が図面未完成の9月契約を
承諾した時に、はじめて
施主が納得した!と
言えるのではないでしょうか?
もし計算方法を知っていたとしても、
契約時、図面未完成。
その理由は、
次回#45.契約書の落とし穴(後編)で
お伝えします。
KAMO-NEGI
Oenshitekudasai.