守れないから約束はキライ。断る理由が少なくなるから、何週間も前からの約束はもっとキライ。
だけど、ひとと逢うためには日にちと、時間と、待ち合わせ場所を決めなくちゃいけなくて、ちゃんと決まったことは、守らなくちゃいけない。そんなの小学生だって、知ってること。
今日は天気が良いからなんとなく出掛けたい、とか、今日はまだ寝てたいからヤメよう、とか、常識のあるひとには、きっと理解してもらえない気分屋のわたし。
今日はあのひとに逢いたい、とか、ひとりでふらふらしたい、とか、その時の感覚で決めたくて、その感覚が、自分でもすごく厄介。約束と感覚がうまく合わさらないと、憂鬱でうんざりして、それでも誠意を見せるために、ほとんど強迫観念からしぶしぶ行くハメになってしまう。
あまりにも行きたくない気持ちが強いと、ドタキャンする。
自分でもドタキャンなんてしたくないし、約束守れなかったことに落ち込むし、ひととして社会からはみ出てしまった気がして、家から二度と出たくない、とおもう。
そんなら、しなきゃ良いのに、性懲りもなく、また約束する。
だって、世界がそうやって成り立っているんだもの。
なんかの用事があって、どうしても誰かと逢わなくちゃいけなくて、それなのに、「じゃあ、私の気分がすぐれている時にでも伺います」なんて、口が裂けても言えるはずがない。
仕事のシフトが決まってるのに、雨が降ってて出掛けたくなくて、「カメハメハ大王を見習って、雨の日はお休みします」なんて、電話できるわけがない。
そこまでわかってるなら、いっそのこと世間との関わりを絶って、ひっそりと山奥にでも暮らせばいいのに、そうする気力も湧いてこない。
自己嫌悪のスパイラル。
アオイちゃん、ごめんなさい。
おねがいだから、もう誰もあたしをどこにも誘わないでください。
あたしはマコと、サツキちゃんと、莉々果とアヤと、マミーと、ノエルとガルがいればイイ。
好きな小説家の本を読んで、1日に2時間くらい絵を描いて、夕方と、夜中の2時くらいに、ほんのちょっとのインスタントラーメンとビタミン剤を摂って、足がつめたくなったらお風呂に入って、お日様が昇るころ、ひなたぼっこをしながら眠りたい。
言えばいつも、みんな眉をひそめるけれど、あたしは早く、この世から消えたい。
寿命をまっとうして、早く向こうに逝きたいょ。