そっと灯りを消した
仕事で帰るのが遅くなった。
もう りおは寝ているかな?
外から見る部屋には灯りはなかった。
もう寝ちゃったんだね。
しかたない。今日はちょっと遅くなりすぎた。
わたしは できるだけ音を立てないように
部屋の鍵を開け、静かに部屋に入った。
すると・・かすかに 人がうめく声がした。
一瞬不安が走った。
わたしは少し慌てて部屋の灯りをつけた。
リビングのソファーに埋まるりおがいた。
「 大丈夫? 」
「 ごめん ごめんね ・・ 我慢できなかった 」
その姿を見たわたしは、そっと灯りを消した。