pray's Wine Bar -9ページ目

そっと灯りを消した

仕事で帰るのが遅くなった。

もう りおは寝ているかな?

 

外から見る部屋には灯りはなかった。

もう寝ちゃったんだね。

しかたない。今日はちょっと遅くなりすぎた。

 

わたしは できるだけ音を立てないように

部屋の鍵を開け、静かに部屋に入った。

 

すると・・かすかに 人がうめく声がした。

一瞬不安が走った。

 

わたしは少し慌てて部屋の灯りをつけた。

 

リビングのソファーに埋まるりおがいた。

 

「 大丈夫? 」

「 ごめん ごめんね ・・ 我慢できなかった 」

 

その姿を見たわたしは、そっと灯りを消した。