2月から3月にかけて、

花粉症を始め、アレルギーや炎症反応が起こりやすい季節ですね。

 

人間に限らず、

動物は冬の間、新陳代謝が落ちるので、

体への毒素も溜まりやすくなります。

 

春の気配を感じると、

体が一気にそれらを燃やしてしまおうと、

炎症反応が起きやすく、熱や痛み、アレルギーなど免疫系統が騒がしくなります。

 

 

リラックスして生きているつもりの私でも、

日々感情が生まれ、

思考が動き、

脳内物質が分泌され、

また体もその反応を受けています。

 

ストレス物質であるノルアドレナリン、

悲しかったり不安を感じると出るものですが、

免疫力を抑制させたり、筋肉を硬直させ、

心臓の鼓動を速め、血圧にも影響を及ぼすので、あまり長時間晒されるわけにはいきません。

 

リラックスすると思われているヨガでも、

苦手なポーズや初めてのこと、

呼吸がきちんと行えているか、

筋肉や関節に適切でない負荷が掛かっていないかなどで、ストレス物質も出ます。

 

出・ま・す・が!

シャバーサナでは、ちゃんと落ち着くためのセロトニンが出て、ホッとしたり何かスッキリしたりするんですね。

 


というのはですね、

どんな脳内物質が出ようと、

最後には必ずセロトニンが出るものらしいのです。

 


すごくないですか?

 


どんなに恐怖を味わおうと、

悲しみや痛みで悶絶しても、

最後には気持ちが落ち着いて安らぎが訪れるということになっているのだそうです。

 

これは私たちの心や体を守るシステムで、

これがなかったら、

ストレスにさらされている人、

ストレスを感じやすい人は、

すぐに血圧が300くらいまでにも上がってしまうでしょう。


当然生きてはいけません。

 

 

何かに驚いたりショックを受けて、

一瞬アドレナリン過剰になって、

心臓が激しくバクバクしたり、

瞳孔が開いたり、


それでも、

「あーびっくりした!」

「あー怖かった!」


などと自分が感じた感情を解放していくと、

ちゃーんとセロトニンが出ます。

 

でも、

感じたことをそのまま出さずに抑えてしまったり、心の中で緊張体制を解かないでいたりすれば、セロトニンは分泌されず、慢性的にストレス物質が出続けてしまいます。

 

 

春って感情的にも不安定になりやすい時期です。

 


それはやはり、

溜まっている毒素を燃やして排出しようという、

私達の体の防衛反応だと思うんですね。

 

 

溜めてるといつか自分を蝕むものだから。

 

 

寒くてつい肩が上がってしまったり、

背中が丸くなってしまうことはありますが、

温かい部屋に入ったら、

ホッとまた胸も伸びますよね。

 

 

 

でも感情を感じないように、

もしくは外に出さないように、

胸を中に押し込めた姿勢が続くと、

脳への血流も悪くなり、

酸素も行き届かず、

常に緊張状態です。

 

 

 

感じないように守るより、

堂々とオープンに出来たら、

自然と姿勢も良くなり、

芯が整い、

余計な筋緊張も要らなくなります。




姿勢を整えて、

大きく呼吸する。

 


自分が感じていることを口に出してみる。

独り言も案外いいのかもしれません。

 

そうするとセロトニンが出やすくなります。

 

実はセロトニンの9割は、

腸で作られるという研究結果もありますね。

 


頭蓋骨の中の脳と、

骨盤の中の腸は、

迷走神経で密につながっており、

「脳腸相関」は今や私が施術やセッションをする時に欠かせない知識であり、実際感じる手の感覚となっています。

 

 

セロトニンがよく出るためには、

体がリラックスすること、

言い換えれば満足すること。

 

温かいお風呂に浸かる、

美味しいものを食べる、

マッサージを受ける、

日光を浴びる、

深呼吸する、

音楽かけてダンスする、等

なんでも良いのです。

 


脳への施術であるアクセスバーズで、

「体にどうしたいか訊いてください」

とお伝えするのはこういうこともあって、

安らいだ状態からですと、

自分の思考もより俯瞰して総合的に見ていくことができるからです。

 

 

 

脳内物質のことを勉強していくと面白くて、

その人の好みの物質(どう感じたいのか)で、

選択も変わってくるということが見えてきます。

 

同じ音楽でも、

エンドルフィン、

ドーパミン、

アドレナリン、

セロトニン、

オキシトシン、

などなど、


 

ああ、だからこれが好きなのか、

そして、これを求めるということは今こうなのだ、ということも見えてきます。

 

ちなみに報酬系であるエンドルフィンって、

死ぬときに大量に出るものらしいです。

多幸感とか、痛みを感じさせないとか、

その人を死の恐怖から守るためですよね。

いわゆるキラキラ系とでも言いましょうか。

神秘体験や、バンジージャンプのような、

ドキドキの極限の後などにも出ます。

 


でも、生きているうちに求めすぎると死に近付くようなものです。

 

 


反対にオキシトシンは、

生まれるときに大量に出るもので、

親子の絆を培ったり、

これも出産の痛みを軽減させ忘れさせたり、

穏やかで落ち着いた幸せ感の元となるものです。

 

これは生きているうちにたくさん感じたいもの。

 

触れ合ったり、

親しい相手と心を通わせたり、

感謝したり。

 

寿命延びそうじゃないですか?

 



同じように喜びや幸せをもたらすものですが、

生に近いか死に近いか、

私はそんな風に捉えるようになりました。

 

 


恋愛のドキドキ、

不倫のスリル、

愛されてると感じたい刹那的な行動、


 


ではなく、

家族や友人の温かさや、

親密で心の通った触れあい、

自分の感情をオープンにすること、

など

 

 

何が自分にとって本当に良いのか、

頭で決めず、

頭で選ばず、

閉じ込めたままの心で考えず、

やはり体に訊いてみると良いのかもしれませんね。

 



 

 

 

 【お知らせです】


3/8(土) 国際女性デーに、

Lululemon 川崎ラゾーナ店さんで、

女性限定のイベントがあります。



https://www.facebook.com/events/2036264199822238/?ti=icl

 

 無料ですが、

ミモザやロースイーツのプレゼントをご用意下さるそうです。

早起き出来る方、

是非ご参加下さい。

お待ちしています( •̀ᴗ•́ )و ̑̑



3/9(土)は、

鎌倉七里ガ浜Three Summersにて、

想いを届けるチャリティヨガです。


https://www.facebook.com/events/291551538201206/?event_time_id=291600248196335?ti=icl


こちらは10名程ですが、

ご都合の合う方、

どうかご一緒下さい。

メールなどお待ちしています。

pranicyoga@gmail.com


どうぞよろしくお願い致します╰(*´︶`*)╯♡



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「エネルギーデトックス」

「思考の断捨離」

「余分なものの削ぎ落とし」


本来の自分に還っていくから、

不要なものは自然に離れて、

必要なものが入って来ます。


お問い合わせ、お申込みは、

メールにてご連絡下さいませ。