あなたは絵が好きですか?
 

子供の頃は落書きとかしてたけど
最近は絵なんてやってなかったなぁ。

今日はそんなお話です。


 

 

きのう大人向けの水彩画教室に参加しました。

 

絵筆を持つのは20年ぶり?
うちの子たちが幼稚園のとき以来でした。

 

初心者ばかりの1日教室なので、
先生がはじめに基礎を見せてくれたあとは
「習うより慣れろ」ということで
実際に絵を描いていきます。

 


色と遊ぶ

 

まず、素敵〜と思ったのは紙です。

温かみのある白
かすかな凹凸の手触りで
味のある厚めの水彩用紙。


そこへ絵筆に水を含ませ、紙を濡らします。

 

次に
透明感のある黄色の絵の具を、
濡れた紙の上にポンポンと軽くのせます。

すると、じわーんと
黄色がにじんで広がっていくのです。

 

同じ絵の具でも
少しずつ乾いていく紙の状態のちがいで
色の出方がまったく変わります。

だから、描きながら刻々と変わる
色のグラデーションに魅了されました。

色で遊んでから(習作というのかな?)
果物などを描いてみました。

 

ところが私、
リンゴを描くつもりが、
トマトのようになってしまったのです。


 

でも先生はこう言ってくれました。

 

「水彩に失敗は無い。
 

水が仕事をするので、
思うように描けなくても
それは間違いじゃないのよ」

 

水と絵の具が混じることで
どんな色や形が出て生まれるのか
ワクワク体験を味わうことも


そして
次に何が起こるのか分からないことも
なんて豊かな世界だろう、と思いました。

なんでも冒険として
楽しんでいた子供の頃を思い出します。

 

 

周りを見ると
初心者ばかりの私たち皆が
黙々と筆を動かし集中しています。



静かだけど大きな気づき3つ

1つは
ゆったりした大らかな気持ちで
純粋に楽しむことで
心がゆるむ。 

 

2つめは
子供のように色で遊ぶことは
制約もなく自由。

最後に
それが遊びだったり、
心の余白だなぁと再実感。

 


良いも悪いもなく、

成功も失敗もなく

すべてが丸なのです。



 


何かにとらわれて苦しくなったり
ガチガチに固まったりしている方々が

 

もっとラクに楽しくなって
自分に優しくしてほしいという
想いから、この仕事をしている私ですが

 

私自身も、このところ
枠にはまっているところがあったかも…
と気づきました。




 

なので「まるごと」人生を楽しむために
めいっぱい私らしく生きるために

この連休は、
子供のように無邪気に
ふだんと違うことを
たくさん体験したいと思っています。


あなたは童心に戻ってやりたいこと
何かありますか?

 

ではまた〜