あなたは完璧主義ですか?
わたしはヨガをはじめる前は、そうでした。
ヨガ哲学を理解して、だいぶ完璧主義が治ってきたように思います。
なぜヨガで完璧主義が治るってどういうこと?
わたしの場合、ヨガとは姉妹関係にある
アーユルヴェーダのセルフケアを
少しずつ生活に取り入れるようになってから、
じわじわと変化がありました。
完璧主義って、じつは辛いなあ〜と
頭ではなく身体でわかるようになってきたのです。
[不ぞろいな林檎たち]
みんな違ってみんな良い
そしてヨガ&アーユルヴェーダの道に入って14年近くたった今では、
大手を振って(?)
完全主義より改善主義
をお勧めしています。
改善主義の素晴らしいところは「適当で良い」ということ。
それだけで、氣が楽になりませんか?
語源からみても、
適当=良いあんばい=良い加減
つまり、良い加減とは、もともとは「ちょうど良い」という意味でした。
反対に完璧主義のよくないところは、
常に批判的になり自分にも他人にも厳しくなるという点。
頭でっかちで、理論で批判的になってしまう……
「あー、こんなことも出来ないなんて、わたしってダメだな〜」
それがじぶんに向かえば自己肯定感が低くなってしまいますよね。
大事なことなので、くりかえしますが、
改善主義の良いところはテキトーでもOK
ちょっとでも良くなれば、前よりは改善ですから、
肩の力も抜けます。
そして小さな改善ステップも、毎日続ければ1年後には大きな違いになります。
もちろん「完璧なじぶん」と「今のじぶん」の間には
つねにギャップがあるのかもしれません。
でも、改善主義を続ければ、確実に自己肯定感があがり、
じぶんにOKを出すことが当たり前になってきます。
不完全なじぶん、良いところも悪いところも、
強みも弱みもすべて含まれて
Whole=丸ごと
ありのままのじぶん
なのですから。
外向きのじぶんと内向きのじぶん
大きな差がある場合はそのギャップも狭まってきます。
息苦しさも、いつの間にか減ってくることでしょう。
それが、自然体のじぶんを愛することになり、
じぶんの感じることを大切にする習慣になります。
じぶんを大切にすることは、真の意味で人間を大切にすること。
だから、周囲の人たちとも良い関係ができ、
まわりと繋がることができる
とわたしは確信しています。
完璧主義は、離れる方向、切り離す力
改善主義は、繋げる方向、包み込む力
完璧主義より、改善主義をめざそう!