足の指は経脈の起点&終点が集まっている大事なところ。
足裏と足の指も陰ヨガでほぐしていくのが
このところ私のお気に入りです。
・・・と先日書いたところ、
こんなご質問をいただきました。
Q: 足裏と足の指も陰ヨガでほぐしていくとは
どのポーズでどのようにするのでしょう?
A: トップ・スクワット です。
やり方は、ヴァジュラサナのように
膝を折り足先を後ろへ伸ばしたところから
足の指全部がしっかりマットにつくようにつま先を曲げて
その上に体重をかける。
膝が痛い場合は、ブランケットなどを当てるとよい。
上半身を真っ直ぐ伸ばすと体重がかかりすぎて辛い方は、
軽く前傾して手のひらを床においてもOK。
自分が3-5分静かにポーズを取れるくらいの
適切な刺激を感じる形をさがしてください。
また、呼吸はゆったり気持よく息ができることは
どんなポーズでも大切なポイントです。
もちろん、このポーズは正座のバリエーションなので
胃と脾臓の経脈ペアを刺激。
と同時に、
足の指にある各経脈への働きかけともなります。
親指→脾臓、肝臓
人さし指→胃
薬指→胆臓
小指→腎臓、膀胱
また、足裏にあるツボや
足首もほぐれてきます。
ですから、このポーズの後に、
立位のアーサナをすると、
足裏が敏感になって安定性が増すのを感じられる方も多いでしょう。
ぜひ、朝イチにお試しを!
これは正座して脚がしびれたときに
無意識にやっている方も多いかと思います。