24日早朝6時から美馬市の宿を出発して一路剣山へ向かいます。
山道を1時間半ほど走ると剣山が見えてきました。
リフトは9時からなので、徒歩で登ります。
劒神社へ向かいます。
劒神社の上手に登山道の入口があります。
人一人が歩けるくらいの狭い道です。
中腹に大剣神社があります。
主祭神は素盞嗚命と安徳天皇。御神体として巨大な岩が祀られています。背後に見える大きな岩が大剣岩(おおつるぎいわ)と呼ぶそうです。登山の安全、厄除け、開運招福などのご利益があるそうです。
剣山にはあちこちに異形の岩を見かけます。自然の風化した岩ではなく人工的に加工されたのではないかと思える造形ですね。
頂上の入口にある鳥居まで来ました。
劔山本宮宝蔵石神社に到着しました。
宝蔵石(ほうぞうせき)と呼ばれる、山頂に露出している巨大な岩塊がご神体となります。
今まで曇ってたのですが、朝日が差し込んできました。
神がかっている写真が撮れました。
剣山の頂上に到着しました。
この剣山には数々の伝承があり、ソロモンの秘宝が隠されているという伝説があります。
周りが晴れ渡り、隣にある次郎笈(じろうぎゅう)がよく見えます。尾根伝いに歩いて行けます。
風が強かったので、そのまま下山しました。
下山途中で刀掛けの松(かたなかけのまつ)で休憩。
ここは平家が壇ノ浦で敗れた後、剣山に逃れたとされる安徳天皇が山を登る途中、この場所で休憩されました。その際、汗をかいた従者の宝剣を気遣い、この松の枝に掛けて休むよう命じた、という伝承が残っています。その宝剣こそ草薙剣で剣山という名はそこから付けられているとも言われています。
歴史のロマンを感じさせるエピソードですね。
登山リフト乗り場に到着。ここでリフトに乗って下ります。
リフトは、かなり急な角度で下りていきます。
高所恐怖症の人は下は見ない方がいいかもしれません。















