「8番出口」を観ました。
<ゲーム画面>
<実写画面>
地下通路を脱出するシミュレーションゲームを原作にした映画ということで、予告編はゲームのビジュアルの再現度が高く期待してました。
主演が二宮和也ということで、この1シチュエーションでどれだけもつのかな?と思いながら見ていました。
地下鉄から降りて地下通路を電話しながら歩いているうちに8番出口に来てしまうところからスタートになります。
<ここからネタバレ注意!>
何度も同じ通路、同じ通り過ぎるサラリーマンがループするうちに何か変だと思い始める主人公。ご案内を見ることによって、このゲームのルールを知ることになります。
ここからゲームとしてのサバイバルが始まります。通路のちょっとした差異を探していくと、新たな登場人物も現れていきます。
さすがに二宮のリアクションだけでは持たないと思ったのか、ここは奇策の視点を変えることで何とか時間を持たそうという工夫は見られます。
このサラリーマンの視点エピソードも出てきます。
実は迷ってた?
段々とシュールな展開になり、ここは賛否が分かれそうなそところですが、最終的には主人公が抱える問題が解決するという落しどころは良かったと思います。
原作のゲームは特にストーリーがあるわけでもない1シチュエーションのものをオリジナルの要素を入れ込んで映画としてひとつの作品に仕立て上げる力技はみごとですね。