ウォーフェア | やまちゃんのホビー日記

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アレックス・ガーランドとレイ・メンドーサ共同監督作「ウォーフェア」を観る。

アレックス・ガーランドはシビルウォーの制作時に軍事監修をしていたレイ・メンドーサとの会話の中で彼のイラン戦争の体験を映画にしようと思い立ったそうだ。

2003年に米軍がイラク侵攻をして3年が経った2006年のラマディでのアルカイダの監視を任務として米軍特殊部隊が敵のアジト近くの建物を占拠する。

二階から壁に穴を開け狙撃銃を構えてアルカイダ幹部の出入りを監視する。スコープ越しに街を歩く人々の中にゲリラを探すという緊迫したシーンが続く。そのうち街から人が消えて、壁の穴から手榴弾が投げ込まれて、アルカイダの猛攻撃を受ける。

米兵は反撃をしながらも、負傷者が出たため救援を求める。歩兵戦闘車が建物の前に止まり、負傷者を車両に乗せようとした瞬間に地面に仕掛けられたIDE (即席爆発装置)が爆発して、大きな被害が出て現場は混乱する。果たして彼らは窮地を脱出できるのか?


リアルな戦場描写で有名な「ブラックホークダウン」はかなり戦闘シーンが多い作品ではあったが、この作品はほぼ戦闘シーンと言っていい。

通常なら戦闘前にキーとなる人物たちの人間ドラマみたいなシーンを入れるのだが、冒頭にセクシーな女性がエアロビクスをするビデオを見て盛り上がる特殊部隊の兵士たちの様子を見せるくらいで、後は戦場シーンとなる。ドラマ部分を排して、戦場の緊迫したシーンを観客に見せ続けるという、かなり思い切った編集になっている。

サバゲーをやっている身としては、戦闘のリアルな描写は興味深く大変参考になった。戦闘機が低空飛行で町を通過すると爆音と土煙が舞う威嚇飛行というのがあって、敵に心理的な圧迫を与える戦術らしい。これは初めて見ましたが迫力あります。

監督のレイ・メンドーサが実際に体験した出来事を再現したという事でエンディングでは役者と実在の人物を並べて写していく。この作品は兵士のヒロイズムを描くのではなく戦場の混乱と恐怖をリアルに描いている。95分間の戦場体験は見終わった後にどっと疲れた。それほど緊張感が持続していたと言うことだね。

売店でパンフを購入すると、専用の袋が付いてきました。

映画では状況の説明がほとんどなかったのですが、パンフには詳しい状況の解説がしてあって助かります。押井守監督がコメントを寄せていて、ミリオタらしくマニアックな解説をしてくれます。やっぱり注目するとこが違いますね。