感情と思考のバランスについて
スピ能力開花ティーチャー、
ZERO軸メソッドの
一源千光(いちげんちひろ)です。
さて、前の記事
で、
自己犠牲型ギバーになってしまう傾向として
「感情で判断してしまう」と言うのがありました。
冷静に相手の状況を考えてみたら
自己犠牲型ギバーにならずに済むんです。
と言うことで
無意識に湧いてくる感情と思考、
どう使い分けるといいのでしょうか?
◆感情と思考のバランスについて
皆さん、人助けをするときに
「この人、可哀そうだな」と感じて行動した経験はありませんか?
確かに、このような同情心や共感は人間らしい温かさの一部です。
しかし、それだけに頼ってしまうと、
結果的に自分が苦しい状況に追い込まれることもあります。
たとえば、同情心だけで与える行動を決めてしまうと、
相手にとっては一時的な助けになっても、
長期的には依存心を助長したり、
逆に相手の成長を妨げてしまうことさえあります。
一方、自分自身も「与えすぎて疲れてしまう」
「他の優先事項を見失う」といったリスクが生じるのです。
ここで考えたいのは、
「感情が悪いのではないけれど、感情だけで行動しない」
ということです。
感情は、私たちが人間らしくいられる大切な一部ですが、
それを補完するために「思考」を使う必要があります。
たとえば、同情心を抱いたときには、
まずこう考えてみてください。
①自分が与えることで、相手にどのような変化をもたらせるだろうか?
それは一時的な助けか、それとも長期的な成長につながる助けか?
②自分のリソースに無理はないか?
自分のエネルギーや時間、
資源が過剰に削られるようであれば、
それは「良い与え方」とは言えません。
③相手が本当に必要としているものは何か?
感情に流されるのではなく、
冷静に相手の状況を見つめることで、
最適なサポート方法が見えてくるかもしれません。
感情そのものが悪いわけではありません。
それは、私たちが他者に共感し、寄り添える力の源泉でもあります。
ただ、その感情を行動に移す前に
「思考」のフィルターを通すことで、
より良い選択ができるようになるのです。
たとえば、ある人に「可哀そうだな」と思ったとき、
まず立ち止まってこう問いかけてみてください。
*この感情に基づいて行動することは、本当に相手のためになるのか?
*今、この行動が自分にも相手にも持続可能な形で利益をもたらすのか?
このように、一瞬の感情から思考へ切り替えることで、
感情的な判断ミスを避け、
長期的な視点で行動を選べるようになります。
感情は私たちに行動のきっかけを与えてくれますが、
思考はその行動を正しい方向に導いてくれます。
この二つを上手に共存させると
あなたの人生に素晴らしい循環を作り出せます。
感情と思考は、それぞれに大切な役割がありますが、
一方に偏りすぎると、与える行動が不健全な方向に進んでしまうことがあります。
ですから、感情と思考を二人三脚でバランスよく活用することが、
成功するギバーになるための鍵になります。
◆感情と思考、それぞれの大切な役割
1. 感情の役割=行動のきっかけ
感情は、私たちが他者を思いやり、共感し、
行動を起こすためのスイッチのようなものです。
「助けてあげたい」
「何かしてあげたい」と感じる心は、
非常に人間的で美しいものです。
ただし、感情だけで突き動かされてしまうと、
冷静な判断を欠いてしまう可能性があります。
2. 思考の役割=行動のナビゲーション
思考は、感情が引き起こした行動を
適切な方向に導く「ナビゲーター」です。
たとえば、相手にとって最善の助け方は何か、
また自分が無理をせずに
与えられる範囲はどこまでかを考える役割を果たします。
感情が「アクセル」なら、
思考は「ハンドル」と
考えると分かりやすいですね。
アクセルがなければ動き出せませんが、
ハンドリングを間違うと
行き先を間違えてしまいます。
◆「やる氣」のエネルギーは、感情と思考のミックス
1. 「やる気」を分解してみる
*感情の要素
やる気には、「ワクワク」「楽しみ」「達成感を感じたい」という
ポジティブな感情が含まれます。
これらの感情がエネルギーの原動力となり、
「やってみたい」「挑戦したい」と思わせます。
*思考の要素
やる氣には「目標が明確」
「やれば成果が出ると分かっている」
「これは自分に価値がある」という
思考的な要素も重要です。
人は、行動の意味や目的を見出すことで
「やる氣」を強く感じるようになります。
2. 感情と思考がミックスされるプロセス
やる気が生まれる典型的な流れを簡単に説明すると
①感情の引き金
何か興味をそそるきっかけ
(例えば、新しいアイデア、達成感への期待)
が生まれると、ポジティブな感情が湧き上がります。
「これ面白そう!」「できるかも!」
といったワクワク感が最初のアクセルです。
②思考が方向を示す
感情だけでは動き続けることが難しいため、思考が入ります。
「これをやれば何が得られるか?」
「どうすればうまくいくか?」と考えることで、
やる気の方向性や行動計画が固まります。
③行動への統合
感情のエネルギーと思考の計画が統合されると、
「やる気」として行動のエネルギーが発揮されます。
3. やる気を引き出すには?
やる気を維持したり高めたりするには、
この感情と思考のバランスを意識すると効果的です。
*感情を刺激する
「楽しい」「興味がある」「達成したら嬉しい」
という感情を意識的に引き出しましょう。
これがやる氣の燃料です。
*思考で道筋を作る
「なぜこれをやるのか」
「どのように進めるか」を明確にすることで、
行動が現実的になります。
達成可能な小さな目標を設定すると良いのですね~^^。
◆感情から湧き出たやる氣を強化/再構築するコツ
感情が先行して「楽しい!」「ワクワクする!」
というエネルギーが湧いた場合、
それを持続させるには以下のポイントを押さえると良いです。
強化するコツ①
小さな成功体験を積む
感情のエネルギーは「成功体験」によってさらに強化されます。
まずは簡単に達成できる小さな目標を設定しましょう。
例)
「この作業を10分だけやってみる」
「1ページだけ書いてみる」など。
小さな達成感が次のやる気を引き出します。
強化するコツ②
視覚化で感情を再燃させる
感情は「未来のワクワク」を思い描くことで再び湧き上がります。
ゴールを達成したときの自分をイメージしましょう。
例)
「これが終われば自分はどう感じるだろう?」
モチベーションボードや好きな画像を使って視覚化すると効果的です。
強化するコツ③
感情を仲間とシェアする
感情は他人と共有することで増幅します。
友人や家族に「これをやってみたい!」と話してみましょう。
例)
「こんな面白いことを考えているんだ」と熱意を伝えるだけで、
自分の感情もより強く感じられます。
★注意点: 燃え尽きを防ぐ
感情由来のやる気は、勢いが強い分、
燃え尽きやすいという特徴があります。
一気に突っ走りすぎず、
適度に休息を取りながら進めましょう。
やる気が冷めてきたときは、
思考を加えて「具体的な道筋」や「小さなゴール」を設定しましょう!
再構築するコツ①
意味付けを再確認する
「そもそも、これをやることでどんな価値があるのか?」
を思考的に整理しましょう。
行動の意義を思考で整理することで、
「やる理由」が明確になります。
*自分にとっての価値は何か?
例)
「このスキルを磨けば、将来的に収入が増える」
「目標達成の一歩になる」
*周囲や社会にとっての価値は何か?
例)
「これをすることで誰かを助けられる」
「家族や友人を喜ばせられる」
再構築するコツ②
目標を小さく分解して、具体化する
感情の勢いが落ちてきたときは、行動が大きく感じられることがあります。
そこで、目標をもっと小さなステップに分解しましょう。
小さな行動が「進んでいる感覚」を生み出し、
再びやる気を引き出します。
例)
「今日は全体の計画を立てるだけ」
「1章だけ読む」「15分だけ作業する」
再構築するコツ③
「やり終えた後の未来」を想像する
思考を使って「これをやり終えたらどうなるか?」を視覚化しましょう。
ゴールを達成した後の具体的な姿をイメージすることで、
達成感が先取りされ、やる気のアクセルが再び踏まれます。
再構築するコツ④
環境を整える
感情由来のやる気が下がる理由の一つは、「環境の影響」です。
思考を使って環境を調整し、行動を促す仕組みを作りましょう。
環境の工夫で、自然と行動に取り組みやすくなります。
例)
作業スペースを整理する、
やるべきタスクを目に見える形でリスト化する
★感情に頼りすぎない考え方
「感情のやる気」に再び頼ろうとすると、
「もっとやる気が出る何かがないか」と探し続けてしまい、
行動そのものが先延ばしになりがちです。
感情は波があるものだと認識し、感情が高まらないときでも、
「意味付け」や「納得感」で動けるようになると強いです。
◆思考から湧き出たやる気を強化/再構築するコツ
思考が先行して「これをやれば成果が出る」
「やるべきだ」と考えた場合、
それを感情と結びつけて強化することが重要です。
強化するコツ①
感情を引き出すための「意味付け」をする
思考だけでは淡々としてしまうので、
「なぜこれをやるのか」を感情的にリンクさせましょう。
「この目標が達成できたら、どれだけ嬉しいか?」
「これをやることで、どんな人を幸せにできるか?」
など、感情的なモチベーションを探してみてください。
強化するコツ②
実行プランを具体化する
思考由来のやる気は
「道筋が明確になると強化される」
という特徴があります。
タスクを細かく分け、「今日はこれをやる」と
具体的に決めましょう。
一つ一つのタスクをこなすたびに、
「これで一歩前進した」という達成感がやる気を支えます。
例)「2時間でレポートの概要を作成する」
強化するコツ③
成果を数値化する
思考型のやる気は「進捗の見える化」によって強化されます。
進捗をリストや表で管理してみましょう。
例)
チェックリストを作り、
タスクが終わるごとにチェックを入れると、
達成感が可視化されます。
★注意点: 義務感に押しつぶされない
思考が先行すると「やらなければならない」
というプレッシャーになりがちです。
これを避けるためには、
「楽しむ工夫」を加えることが重要です。
たとえば、作業をゲーム感覚で進めたり、
報酬を設定したりするのも効果的です。
感情を引き出して、
淡々とした義務感にしない工夫を加えましょう。
再構築するコツ①
ゴール達成後の「喜び」をイメージする
未来の成功や達成感を、感情的にリアルに思い描きましょう。
この「達成感の先取り」は、感情を動かす強力な手段です。
*プレゼンの準備中なら
「堂々と話し終えた後の自分を想像する」
*ダイエット中なら
「理想の体型になった自分の姿や、周囲の反応を思い描く」
再構築するコツ②
ご褒美を設定する
感情は「喜び」を期待すると大きく動きます。
思考から生まれたタスクをクリアしたときの「ご褒美」を
あらかじめ設定しておくと、やる気を再点火できます。
小さな報酬が感情を刺激します。
例)
「この作業が終わったら、美味しいコーヒーを飲む」
「1時間勉強したら、好きな動画を10分見る」
再構築するコツ③
目の前の行動を「楽しいもの」に変える
タスクそのものが味気なく感じるときは、感情が動く工夫をしましょう。
楽しさが加わることで、思考から生まれた義務感が「喜び」に変わります。
*音楽を聴きながら作業する
*作業をゲームのように楽しむ
例)制限時間を設けてタイマーを使う
*チームでやれるなら、誰かと共有して進める
再構築するコツ④
「誰かのためになる」感情を思い出す
感情は他者とつながることで強く動きます。
「これをやることで誰かが助かる」
「誰かを喜ばせられる」という視点で行動を見直しましょう。
「自分のため」だけではなく
「誰かのため」という感情的な理由が、
やる気を引き出すスイッチになります。
例)
仕事の成果がチーム全体にプラスになると想像する
学んだことを将来家族や友人と共有する喜びを想像する
★注意点:「短期的な快楽」に偏らないこと。
すぐに手に入る快楽だけを求めてしまうと、
「やる氣のための行動」がズレてしまうことがあります。
「目標と一致する感情的な満足感」を意識しましょう!
まとめ
「思考」と「感情」はお互いに補い合う関係なので、
どちらかが冷めてきたら、
もう一方を意識して活用することでやる気を維持・強化できます。
感情と思考のエネルギーを使い分けることで、
自然にモチベーションを高めることができますよ!
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