どのようにしてイエス様を知る巨人は生まれたのか?
ケイ・アーサー(Kay Arthur)をご存じでしょうか?
彼女はプリセプト・ミニストリーズ・インターナショナルの共同創設者であり、
聖書の教師、著作家、講演会講師、ラジオ・テレビ番組のホストとしても全世界で
有名です。
聖書の真理を自分で発見する喜びを伝えています。
このミニストリーの帰納的聖書研究の教材は海外でも65言語に翻訳され、
118か国で学びがなされています。
著作は120種類以上。
印刷された書籍は500万冊以上。
世界中で聖書教師、会議の講師として招待されており、毎日・毎週のテレビ・
ラジオ番組でもよく知られています。
ところで、ケイ・アーサーはクリスチャンホームで育ったクリスチャンです。
彼女は21歳で大学卒業し、結婚して、子どもも与えられました。
しかし、ご主人のうつ病が進行し、結婚生活が危うくなりました。
そこでご夫妻は牧師に相談したのですが、この牧師はまったくみことばを開かず、
ただ人間的なカウンセリングをしたので、問題は何も解決も出来ませんでした。
彼女も聖書が結婚をどのように語っておられるのかを知らず、結局は夫の鬱が
ひどくなる中、離婚してしまったのです。
離婚した彼女は、その後に、妻子を持つ男性と不倫関係を続けました。
そして、別れ、また妻子ある別の男性と不倫関係を続けてしまいました。
なぜ彼女はそうなってしまったのでしょうか?
彼女が主と主のみことばをよく知らなかったからでした。
そして、自分が掘った穴から抜け出せなくなっていったのです。
彼女の人生はまさに最悪に思えました。
深い穴に落ち込んでしまい、まったく平安を失ってしまったのです。
それで彼女はその時、時間を忘れ、本気で心を注ぎだして祈りました。
その時、聖霊様は彼女に平安を与えて下さったのでした。
けれども、彼女は思いました。
「自分のような的外れな人生を送って来た者は教会の一番後ろに
座るしかない」と。
つまり、彼女は自分の罪責感、罪の意識に捉われていたのです。
けれども、彼女は29歳のとき1つの決心をしました。
「自分はみことばを知らないから、これからは1つ1つのみことばに学んでいこう。
イエス様をもっともっと知ろう」と決心したのです。
そして自分と同じ過ちを犯さないように、自分の子どもたちやその仲間のティーン
エイジャーに対して、聖書的な生き方を教えていったのです。
けれども、ある時、無性に悲しみが込み上げてきました。
彼女は主に祈ったのです。
「自分は今まで不敬虔な人生を送ってきてしまった。
私は二度も結婚し、子どもたちも親が違い、父親も二人いる。
なぜ神様は私にもっと早く手を差し伸べてくれなかったのですか?」と。
すると、主はこう語られました。
「わたしはわたしが計画した時にあなたを救ったのだ。
あなたが不平不満を止め、自分の人生を証するなら、わたしはあなたを用いよう。」。
すると、みことばが彼女の心に飛び込んできました。
それはマタイ8:13「あなたの信じた通りになるように」であり、ローマ8:28
「主が最善をなしてくださる」というみことばでした。
彼女はそれを信じました。
彼女に個人的に語りかけられた聖霊様のみことばを信じきったのです。
こうして彼女は劣等感、罪責感から完全に解放され、だれよりもみことばを通して
”イエス様を知る巨人”となったのです。
「最も小さい者も軍団となり、最も弱い者も強国となる。
わたしは【主】。
時が来れば、速やかにそれをする。」(イザヤ60:62)
「できるなら、と言うのですか。信じる者には、どんなことでも
できるのです。」(マルコ9:23)
「行きなさい。あなたの信じたとおりになるように。」(マタイ8:13)
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